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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回は一冊の本を紹介します。
寺田真理子さんの『心と体がラクになる読書セラピー』という一冊です。
2021年4月25日に発刊された新刊です。
作文教室ゆう代表の藤本さんのYouTubeチャンネル『フジモトのカクロン』でも紹介をしました。
読書セラピーという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
海外ではビブリオセラピー、日本語では読書療法という言い方をされることもあります。
この本では、主に読書セラピーという言葉が使われていました。
読書セラピーを端的にいうと、
「読書によって問題が解決されたり、なんらかの癒しが得られたりすること」
(寺田真理子『心と体がラクになる読書セラピー』p038)
と書かれています。
このわたしのブログをご覧の方は知っているという方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
著者の寺田真理子さんはカウンセラー、翻訳者としても活躍する傍ら、自身のうつからの回復をきっかけに日本読書療法学会を設立されて代表を務めてらっしゃいます。
わたしの読書セラピーとの出合いは2019年8月でした。
「読書セラピーというものがあるらしい」と友人から連絡をもらいました。
早速調べてみたわたしは日本読書療法学会の存在を知り、メールを送り会員になりました。
ちなみに、会員にならなくても資料は見れますが、最新情報がメールで届きます。
この本では、読書セラピーの理論と実践について書かれています。
海外では病気の治療の一つとして本が処方される国もあれば、読書セラピーを行う読書セラピストが国家資格になっている国もあります。
ちなみに日本では読書セラピストは資格になっていません。
理由としては、相当なトレーニングが必要であり、軽々しくはできないこと。
資格の取得が目的になってしまうことを懸念して、とのことでした。
では、読書セラピストの名称を使うのは可能なのか? ということで問い合わせをしてみました。
ていねいなご返事をいただき、真摯に活動されているなら問題ないとのことでした。
自分の目指す方向性が読書セラビストなのでこれからはこちらの呼称を肩書きに使おうと思います。
これからも本の持つ素晴らしい癒しの力を伝えていきます。
「肩書きはその人の志を表す」と聞いたことがあります。
やはり一番に掲げたいのは「読書セラピスト(療法士)」です。
本に救われたり、癒しを得た経験を多くの人に伝えたいです。
— 井田祥吾|札幌ゼロ読書会主宰 (@shogogo0301) May 2, 2021