村松大輔『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』(サンマーク出版)

こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。

 

今回紹介する本は、村松大輔さんの『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』(サンマーク出版)です。

 

先日、著者である村松さんのセミナーに参加する機会があったので合わせて読みました。

量子力学とは物質をどんどん細かくして考えていった原子の先の陽子や中性子のさらに先の素粒子などといった目に見えない世界のお話です。

その目に見えない世界で起こっていることを現実世界で活用しようというお話です。

 

わたしは入院を経験する前に奇妙な体験をしたことがあるので、こういう話もすんなりと受け入れてしまうところがあります。

今でも感謝の日記を続けていますが、働くようになってからの躁状態では世の中全てが自分の味方に感じるような不思議な感覚がありました。

住む世界が変わったかのようなパラレルワールドに移ったような感じもありました。

 

そのような時間や場所にとらわれないというのが量子力学の特徴でもあります。

身近な感覚でもそれは感じることができます。

例えば誰かとケンカをしたとします。

仲直りしたいなというモヤモヤとした気持ちが心の中にあります。

言葉を掛け合うことで仲直りをすればこれからに対しても気分が明るくなるだけでなく、過去にしたケンカもプラスにとらえることができるでしょう。

しかし許す気持ちがないと、お互いにモヤモヤした気持ちは続いてしまいます。

許してしまえば過去も未来に対する考え方も変わってしまうのが量子力学の考え方と一致しているとのことでした。

 

躁状態を経験したときはまさに悟りの境地でした。

その感覚は残ってはいるのですが再現することは困難であり、周りにも迷惑をかけるかもしれないので避けたいです。

その後をどうするかが大事であり求められるのが、まさに「悟後の修行」なのかなと思います。

 

これ以上、素人のわたしが解説しようとすればするほど胡散臭さが出そうなのでしませんが、今の生き方やこれからに不安がある方は何かしらのヒントになるのではないかと思います。

やはり感謝と愛のもつエネルギーは偉大なのだと認識しました。

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