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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の持つ魅力や癒しの効果をブログや札幌ゼロ読書会での活動を通して伝えています。
今回は、本の紹介です。
紹介する本は、田坂広志さんの『人生で起こることすべて良きこと』(PHP研究所)です。
『致知』をきっかけに『運気を磨く』(光文社新書)を購入して読み、流れですでに持っていたこちらの本を再読しました。
結論は、タイトルそのままなのでとてもシンプルです。
人生で起こる良いこと、逆境あらゆることに対して「良きこと」と受け入れることが大切だと説きます。
逆境に対してしっかりと向き合うことで、それは成長できるチャンスとなります。
この言葉が印象的でした。
人生において、「成功」は約束されていない
しかし
人生において、「成長」は約束されている
(p31)
とあります。
ポジティブな出来事というのは慢心してしまうので成長の機会につながりにくいとのことでした。
逆境と思える出来事にしっかりと向き合うことで自分の成長につなげていきたいと思います。
そのために何をすればよいのでしょうか?
まずは出来事の起こった意味を考えることです。
意味を考えることで出来事に正対することができます。
まずは逃げずにしっかりと向き合うことです。
その方法として書かれていたのが「内省日記」です。
自分が思っている本当の気持ちをありのままに書いていくというものです。
ありのままに書いていくので誰にも見られないことを前提としています。
当然ながらブログというのは見られることを意識しているのでこの類には入りません。
自分の内面を遠慮せずに書いていくことです。
日記用にほぼ日手帳を購入したので、そちらにはありのままの気持ちを率直に書いていきます。
その後の項目として「感謝」というものがありました。
起こった出来事にただただ感謝をしていくというものです。
感謝をできるということは誰かをゆるすことができるということでもあり、強さの証なのだと思いました。
ほぼ日手帳で内省日記を書き、それをもとにFacebookグループの「感謝の日記」を書こうかなと思います。
自分にとってマイナスやネガティブな出来事というのはどうしても目をそむけたくなるものです。
その出来事の真っ只中だとどうして自分がこんな目に、と思ってしまいますが、その傷が癒える頃には「あの出来事があったから……」と回想することがあります。
それならば時間に身をゆだねることなく、起こったその場で意味を考え、向き合い意味を考えてみるのが大切だと感じました。
対話形式の本であり、行間も多いので、読みやすいかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日もお待ちしております。