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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログ、SNSやポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回紹介する本は、『対話1 本屋とことば』(双子のライオン堂出版部)です。
東京赤坂にある双子のライオン堂で購入をしました。
双子のライオン堂は重厚感のある扉がまず印象的でした。
奥にはイベントスペースがあるとのことでした。
こちらの本は店主である竹田信弥さんが出版された『めんどくさい本屋ー100年先まで続ける道』(本の種出版)をもとにした対談イベントをまとめられたものになります。
本に関わるあらゆる職業の方々と竹田さんの対談で面白かったです。
本屋を100年存続させることを考えると本の売上だけに依存しないモデルを作る必要があると竹田さんは考えました。
具体的に分かりやすく言えば、本を売るだけをしないということです。
実際に竹田さんは本を書かれているわけですし、本からイベント、また本へと派生をしています。
また、読書会といったイベントも開催されています。
特筆すべきなのは、竹田さん自身が他にも仕事をしているということです。
今どれくらいかは分かりませんが、どれも本屋を長く続けていくためです。
私も読書会を長く続けていきたいと思っています。
なので読書会を開き続けることで自分が消耗しないように気をつけています。
もちろん定職がありますので、多少なり持ち出しをして開催しても続けていくことはできるかもしれません。
しかし、利益を求めるわけではないといっても自分の財布からどんどん持ち出しをしていってまで、この読書に関する活動を続けていくことはおそらく精神的にできないと思っています。
かといって読書の活動で利益をあげなければ生きていけないわけではないので、バランスなのだと思っています。
札幌ゼロ読書会を続けていく上でも、10年続けるのと100年続けるのではやっていくべきことを考えると当然ですが異なります。
ご自身の活動に当てはめて考えてみるのも面白いかもしれません。
印象に残ったところを紹介します。
僕も大学の先生に言われました、引用もセンスだって。
『対話1 本屋とことば』(双子のライオン堂出版部)(p53)
校正者である牟田郁子さんとの対談での竹田さんの発言です。
私は本の雰囲気を感じていただくためになるべく引用をしたいと思っています。
どこを引用するかはセンスが問われていると感じています。