こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログ、SNSやポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回紹介する本は、本田勝一『〈新版〉日本語の作文技術』(朝日文庫)です。
YouTube「フジモトのカクロン」でお世話になっている藤本さんがお勧めをされていました。
本屋さんに行ったところ平積みされていたのに目が留まり、購入をしました。
私たちは普段から何気なく日本語を使っています。
こうして文章も書いています。
いくらAIが発達していこうと、すぐに書く必要がなくなるということはないでしょう。
書くからにはやはり「わかりやすさ」というものが必要になります。
文章を書くうえで難しいのは相手の反応がその場ですぐにわかる訳ではないということです。
相手に届けるまでにはどこまでも書き直しができるので完璧を追い求めることはできます。
書いた文章を振り返る上で意識したいポイントについても学ぶことができました。
本のタイトルには「日本語の」という言葉が添えられています。
これは日本語とは文法構造が違う国も当然あることを指しています。
どちらが優れているとかそういう話ではありません。
構造が違うので意識するポイントも異なってくるということです。
外国語である構造をそのまま訳してしまうと翻訳調となり、ぎこちなさが残ります。
この本では直接表現されていませんでしたが一文が長くなるのは避けようと思いました。
一文が長くなってしまうと構造が複雑になってしまいます。
そうなると誤解されてしまうことも発生するでしょう。
なんとなくでやっていたのは句読点の打ち方です。
「。」を抜かすことはないので心配はなさそうです。
しかし意思を持って「、」を打っていたかどうか言われると怪しいです。
なんとなくではなく、役割を意識することで文章にリズムが生まれてくることを感じました。
段落分けもなんとなくでやっていたので反省です。
書かれているように長くなってきたから一行スペースをはさもうとやっていました。
文章の流れや話題を意識した上での段落分けを行っていきます。
一度に全てを吸収するのはもちろんむずかしいです。
でも意識をしていくことで少しずつ文章が改善されていく予感はしています。
継続して取り組んでいきます。