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今日のブログ
井田祥吾(@shogogo0301)です。
本の魅力や癒しの効果を伝えるべく読書セラピストとして活動し、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。
今回紹介する本は、苅谷剛彦さんの『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』(講談社+α文庫)です。
Twitterでフォロワーさんが紹介されていたのをきっかけに再読しました。
ありきたりの常識や紋切り型の考えかたにとらわれずに、ものごとを考えていく方法を筆者は「知的複眼思考法」と名づけています。
反対は、一つの視点でしか見れなかったり、常識にはまってしまったりといった視点になります。
たしかに多面的に物事をみることができれば確かに物事の理解も深まりますし、時には誰かに騙されるなんてこともなくなるのかもしれません。
そんな「知的複眼思考法」を手に入れるための方法について、「読む」「書く」「問いを立てる」ことを中心に書かれています。
さまざまなインプット方法がありますが、「読む」ことと「書く」ことに共通しているのが自分のペースで進めることができると言うことです。
「読む」ときには相手がどうしてこの言葉を使ったのか、あるいは何を削ったのかを意識しながら読むことで著者視点に立つことが大切だとわかりました。
否定するのではなく批判的な目をもちながら文章を読んでいきたいと思います。
「書く」ときにもしっかりとこれで伝わるのかどうかを考えながら書き進めることが大切であると学びました。
何を書いて何を飾れば自分の言いたいことがしっかりと伝わるのか考えたうえで、文章の接続を意識した上で書き進めたいと思います。
「読む」と「書く」ことが土台となり、「問いを立てる」力が大切です。
問いを抽象化したり、具体化したり、何のケースについて書かれているのかとわかったつもりにならない姿勢が大切だと感じました。
ちょっとやそっとで身につく技術ではないので特に「書く」「読む」を意識して身につけていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日もお待ちしております。