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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回のテーマは、『読むことを強要すること』についてです。
先日、このようなツイートをしました。
読書家を自負していると「おすすめの本は?」と聞かれることが多いですが、相手から「読みたい」の言葉を聞くまでは貸さないようにしています。
そこまでピンときていないのに貸されても読む気がなければお互いのためになりません。
少なくとも読め読めハラスメントにならないように気をつけます。
— 井田祥吾|札幌ゼロ読書会主宰 (@shogogo0301) July 21, 2021
初対面の方と話すと趣味の話をすることありますよね?
そのときに「読書が趣味です」と答えると、すぐに「おすすめの本ありませんか?」と聞かれることがあります。
この質問はなかなか手強いです。
会ったばかりの人に本の紹介をすることほどむずかしいことはありません。
どんな人かもわからなければ、本を普段読むのかもわかりません。
なので、そういうときは無難に最近読んだ本を紹介して機会があれば読んでみてくださいねとお伝えしています。
ある程度の関係性ができてきたり、要望がはっきりとしている場合はおすすめ本を紹介しやすいです。
その一方で気をつけなければいけないこともあります。
それは相手に本を読むことを押し付けていないかどうかです。
なんの流れか本の話になり、貸しました。
半年くらいして返ってきたのですが「むずかしくて読めませんでした」ということでした。
このときにわたしが思ったのは「この本はいい」という善意の押しつけだったんじゃないかということです。
それからはまずは相手の「読みたい、借りたい」の声を聞くまではこちらから貸すことを提案しない。
いい本だから読みなさいと押しつけないように心がけるようになりました。
強制される読書ほど退屈になってしまうものはありません。
読むことを強要する読め読めハラスメントには気をつけたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。