言わずもがな、本を読むのが好きです。
本を読むことが好きですが、セミナー等直接話を聴きに行くのも好きです。
本を読むのはあくまでも手段でしかありません。
実際に話を聴くというのはその人の間やトーンも感じることができるのでおすすめです。
セミナーや講演会の前後どちらかでその方の本を手に取ることが多いです。
2023年9月19日に札幌エルプラザで開催された第78回「逆のものさし道」に参加をしました。
登壇されたのは東京で書店「読書のすすめ」を経営されている清水克衛さんです。
みなさんからは「店長」と呼ばれていました。
わたしは某動画サイトで番組の切り抜きを以前観たことがありました。
いつか行きたいと思っていましたが、なかなかタイミングが合いませんでした。
今回ちょうどタイミングが合い参加することができました。
予習として、清水克衞さんの『逆のものさし思考』(エイチエス)を読みました。
「逆のものさし」とは聞き慣れない言葉です。
わたしたちは生きていく上で守らなければいけないルールがあります。
交通ルール等は守らないと秩序が保たれません。
また、こういう時はこうするよねという暗黙の了解に近いものもあります。
程度に差はあれ、それらは「常識」としてくくられます。
ただ、技術の発展において手にしてきたものが本当に必要なものであったのか。
今ある世界が用意した状態は本当に必要なものか自分で判断して疑うことが大切です。
その姿勢こそが「逆のものさしをを持つ」ことなのだと感じました。
常識を疑う「逆のものさし」を持つためにはどうしたらいいのでしょうか?
それにはやはり読書をすることが挙げられていました。
この書では特に<縦糸の読書>と表現されていました。
時代が変わっても内容が古くならない本を読むしかありません。
清水克衞『逆のものさし思考』(エイチエス)(p58)
とあります。
プラスアルファとして
実際の行動に移せる体育会系の読書家にならなければダメ
清水克衞『逆のものさし思考』(エイチエス)(p59)
とあります。
手っ取り早いのが古典を読み、行動に移すことです。
簡単ではありませんがやることはシンプルです。
もう一つは予定調和を壊すということです。
そうなるだろうなという流れを変えてみることで違う景色が見えてくるということが大いにあるかと思います。
現状を変えるために何かに挑戦することもそのひとつです。
挑戦をしようか迷うときにはこのままでいいのか考えてみる。
このままではおもしろくないと予定調和を壊すような自分でありたいものです。