なにおれ『31歳、夫婦2人、月13万円で自分らしく暮らす。』(大和出版)

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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、なにおれ『31歳、夫婦2人、月13万円で自分らしく暮らす。』(大和出版)です。

とある書店さんのInstagramの投稿をみて興味をもち購入しました。

「きっと“なに”者にもなれない“おれ”たちのライフスタイル」から「なにおれ」さんとのことです。

1991年生まれということでわたしが早生まれなのでおそらく同い年かと思われます。

今現在のわたしは1人世帯ですが考え方は違いなくとても参考になりました。

 

お金がなければ生きていくことはできませんが、お金がすべてではありません。

たくさん稼ぐことで経済的自由を手に入れるのを目指すのに違和感があり、早く稼ぐことで早期退職を目指すのにも腑に落ちないところがありました。

そこで著者がすすめるのは固定費を下げて質素な暮らしをするということでした。

質素な暮らしをすすめるのは自分らしく生きるためです。

自分らしく生きるとは「やりたくないことをやらずに生きること」です。

生活にかかるコストが低ければその分働き方の選択肢は広がります。

わたしは好きなことで生きていくのは大変なことだと思っています。

どんなに好きなことでもそこには作業が入ってきます。

好きでないことはどうしたって入ってくるものだと思います。

それならばネガティブなアプローチに聞こえるかもしれませんが、「やりたくないこと」を避けるという考え方はとても大切だと思っています。

 

質素な暮らしをしていると周りの華やかな生活と比べてしまうことがあるかもしれません。

そういうときは著者の言う80点の生活を目指すと言うことを思い出します。

どんなに華やかな生活をする人にも何かしらの苦労があるはずです。

そういう意味で100点満点の人生というのは幻想でしかありません。

僕にとっての80点の人生がどのようなものかというと、お金を使って得られる快楽を諦めることになります。これが20点分になります。

逆に、やりたくない仕事をやらないだけで人生は60点を超えます。あとは自分にとって大切なものが最低限だけあれば、それで80点です。

(p54)

人生は加点でとらえるのが良さそうですね。

お金のマインドセットに良い一冊になりました。

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