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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回のテーマは「本は読む過程も楽しみましょう」というお話です。
ちょっとわたしの昔話をします。
わたしは高校時代に山岳部に所属をしていました。
それまでは山登りのことを考えたことは一切なく、高校の入学式のときに玄関に入るまでのビラ配りで最後にもらったのが山岳部でそこで興味をもったのがきっかけでした。
休日に顧問の先生に連れて行ってもらって山に登るのですが、最初のうちは結構キツかったです。
何が楽しいかもわからなければ、山てっぺんからの景色に特別感動した記憶もありませんでした。
それでも、少しずつ慣れてくるとこんな植物が咲いているんだとか余裕をもって登れるようになると景色も楽しめるようになりました。
登山の目標は山のてっぺんに着くことだとしても、そこに行くまでの「登る」という過程がキツいものだと何も楽しくありません。
それと同じように本を読むという行為を最後のページまで読み切るということだけを目標にしてしまうと味気ないものになってしまわないでしょうか?
読んでいるときも様々な感情が揺り動かされてページをめくる手が止まらないという経験をしたいものです。
そのためにはまずは自分が読みたい本を読むことです。
そして、違うなと思ったらレベルを考えて調整してみるのがいいんじゃないかと思います。
(eye catching photo by chiho)