伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(朝日新聞出版)

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今日のお話

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回は、本の紹介です。

紹介する本は、伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(朝日新聞出版)です。

伊坂作品はお気に入りのものが多く、すべての作品を読んでいるわけではありませんが心に残っているものが多くあります。

わたしにとっては内容が入り組んで複雑に感じるものもあり、読んだもの全てをお勧めできるわけではないのですが、第1回札幌ゼロ読書会「本の話をしよう」で紹介したのは、『終末のフール』(集英社文庫)でした。

エッセイ集『3652』(新潮文庫)ではこのようなことを述べられています。

漠然とした隕石のようなものが読者に落ちてほしい、といつだって願っている。

伊坂幸太郎『3652』(新潮文庫)(p324)

伊坂幸太郎さん本人は、明確なメッセージはないと言いますが、わたしは色々と哲学に感じるところがあり好んで読んでいます。

参考文献をチラッと見るとニーチェがありどのように絡むのかが楽しみでした。

 

主人公は中学教師の男性です。

ある特殊能力を持つ以外はいたって普通の教師です。

その特殊能力というのが同じ能力を持つ父が名付けた〈先行上映〉と呼ばれるものでした。

飛沫などで近くの人から感染をすると、その人の未来がフラッシュバックのように見えるというものです。

何もしなかったらの未来なのでその人に助言をすれば危機を回避することができます。

生徒に助言をしたことをきっかけにだんだんと大きな事件へと巻き込まれていきます。

 

生徒が書く作中内での小説がありそれが本筋とどう絡んでいくのかも見所でした。

 

ニーチェは超訳本でしか読んだことがありませsん。

「永遠回帰」という言葉を意識したのもおそらく初めてです。

 

これで死ぬという瞬間を意識することができるなら、もう一度この人生を送りたいと思えるような人生を送りたいと思いました。

もっと身近に今日という一日を過ごしてベッドで横になる瞬間にもう一度同じ一日を過ごしたいと思えるような日を過ごせたらいいですね。

 

むずかしい哲学書を読んでわかったつもりになるくらいなら伊坂作品を読んで哲学的な何かを考えるきっかけをもらうほうがいいんじゃないかと思います。

参考になればうれしいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい一日をお過ごしください。

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