伊坂幸太郎さんに学ぶ、誰に向けて文章を書くのか?

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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。

2020年8月号の『ダ・ヴィンチ』は伊坂幸太郎特集でした。

デビューされてから20年が経つとのことでした。

全作品を読んだわけではないのですが、影響を受けているところも大きく、名刺の好きな作家さんに載せています。

 

過去作品を振り返るインタビューを読んでいて面白かったです。

特に印象に残ったのが誰に向けて文章を書いているかを語っていた部分です。

僕はデビュー以来ずっと、自分か自分の友達に向けてしか書いてないんです。

(『ダ・ヴィンチ2020年8月号』p25)

読者を制限して書くというのは、文章を書く上でとても大切なことだと思っています。

たった一人に刺さらない文章が多くの人の心をつかむことはないでしょう。

 

日記と他人に向けた文章の違うところは読み手を意識することです。

過去の自分、未来の自分も今の自分とは別の存在と思って過不足なく書こうとすることである程度の読める文章になるのではないでしょうか?

わたしはコツコツとブログを続けてきて、たまに過去記事を読み返しますが、過去に「過去に向かって書いた」ものが、未来の自分を救うこともあるのだなとなんだか不思議な気分になることがあります。

 

また、他人に向けて書くという点で、文章の基本は手紙にあるというのもうなずけます。

ターゲットとなるペルソナに向けて書くような意識でブログを書きましょうと言われますが、それなら実際に特定の誰かに対して手紙を書くのがいいんじゃないかと思います。

わたしは葉書を書くのが好きです。

読書会へのお礼葉書を書いています。

コツコツと続けていることで文章を書くということの楽しさをよりわかってきたような気がします。

 

文章を書くときに迷子になりそうになったら、「過去もしくは未来の自分」と「特定のあの人」に書くのをこれからも意識していきます。

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