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札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与えるビブリオセラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
第12回でわたしが紹介した本の紹介です。
走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹
正直なところをいうと、村上春樹氏の小説は何作品か読んだことがありますが、その世界にどっぷりとつかったり、ハルキストです!と言えるようなことはありません。
でも、他のエッセイ等を読む中で、その仕事観や人生観については大いに感銘を受けました。
わたしはこの本を読むまで、村上氏がマラソンランナーとは知りませんでした。
この本は「走る小説家」として書かれたエッセイのようなもの(メモワール)となっています。
人生哲学とも言えるのでしょうか?
これだけの信念を持って仕事に取り組んでいる人を認める人たちがいるのは、当然のことのように思えてしまいます。
このエッセイからは謙虚ながらもひたむきに自分自身に真摯に向き合う姿というのがわかります。
側から見ればストイックに見える行為も本人にとっては「好きだから」「いいと思えるから」それだけで続けていけるのも、一つの才能と言えるのではないかなと思います。
まとめ
人生や仕事に迷いがあるときに読むと、響く言葉に出合えるのではないかと、落ち込んだときに慰めてもらうというよりも、ふつふつとエネルギーを奮い立たせたいときに読みたくなる一冊です。
みなさんからの質問
札幌ゼロ読書会では、本の紹介をする前に、他の人がその本からどのような印象を受けるかを知るために質問を集めます。
「その本の著者にしてみたい質問は?」と言う質問です。
発表に関してはあらかじめ用意してきたものでも良いですし、質問の内容から他の方の気になるポイントに沿ってあらかじめ知ることができます。
著者に対する質問なので、もちろん全く知らないこと、それこそ著者でないとわからない質問がやってくることもあります。
でも、直感で他の方の気になるポイントを知ることができるので、主宰のわたしは結構楽しんでいます。
ちなみにわたしは大枠でこんな感じで発表しようかなと言うのを考えてきてから、みなさんの質問を見て、用意してきたものを補っていきます。
質問はあくまで補助といった感じです。
使わなくても問題ありません。
Read For Action読書会の質問を作ると言う形式を入れ始めたのも、紹介したくても紹介しにくい、好きな本と紹介しやすい本は違うことがあると感じたからです。
「走ることについて語るときに僕の語ること」に寄せられた質問
- なぜ走ろうと思ったのですか?
- 走ることと小説を書くことに共通点はありますか?
- 走ることと歩くことの違いはなんですか?
- 小説を書く方法と道路で学ぶって?
- どうして走り続けるのですか?
- これまで走ってていいことってありました?