伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』を読んで感じる小説の可能性

読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

今回紹介する本は、伊坂幸太郎さんの『クジラアタマの王様』(NHK出版)です。

おそらく刊行されて少し経ってから図書館で予約をしており、忘れた頃に順番が回ってきました。

製菓会社に勤める広報部の岸という男性が物語の主人公です。

小沢ヒジリという人気ダンスグループの一員が自社の製品をテレビで言ったところで商品に火がひきますが、一方でクレームへとつながるところがありました。

そのクレームは言いがかりでその夫の都議会議員の池野内が近づきます。

そこから三人の関係性が絡みあって話が進んでいきます。

印象的であったのは夢の話です。

夢と現実はよく比較をされます。

目覚めたときに夢を鮮明に覚えていてどういう意味を持つのか考えることがあります。

もし夢での出来事が現実にも力を及ばしていると考えるとなんだか面白そうです。

 

話自体が面白いのは確かなのですが、この本には他の小説では見られない特徴があります。

それはところどころで漫画が挿絵として挿入されているところです。

新聞小説のようなワンポイントの挿絵ではなくコミックパートと呼べるようなものです。

大きな「?」を引っ張りつつ話が進んでいく伊坂幸太郎作品の醍醐味を味わいつつ、このコミックパートがどういう意味を持っているのかを想像しながら読むのがたのしかったです。

いつもとは違う小説体験をしたい方にはおすすめです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日もお待ちしております。

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