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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
また、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人もしています。
今回紹介する本は、東山彰良さんの『僕が殺した人と僕を殺した人』(文春文庫)です。
いわた書店の一万円選書のご縁で手に取りました。
いわた書店は北海道砂川市にある町の本屋さんです。
そちらで行われている一万円選書というサービスが有名です。
年に一度募集され、毎月抽選され当選するとカルテと呼ばれるアンケートが送られます。
そのカルテへの回答をもとに店主である岩田徹さんが一万円ほどの本を選んでくれます。
残り3冊となり、読んだのがこちらの本でした。
正直なところむずかしかったです。
2015年のアメリカで犯罪者の弁護人をすることになった「わたし」が思い出していたのは30年前の1984年の台湾でした。
舞台が台湾という異国であり、人名の違いと多さなどから読むのに苦労しました。
振り返ってみると翻訳物も読むのに苦労していました。
古典も苦手なことを考えると自分の想像力の及ばない範囲というのがむずかしく感じるのかもしれません。
たまにトレーニングのように読んでみるのはいいのかもしれません。
岩田さんがどんな意図をもって選んだのか聞いてみたいところです。
こういう話だったのかなぁというのはあるのでまたいずれ再読したいなと思います。