大切な人の名前はいつまでも呼び続けたい

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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、詩 ヘンリー・スコット・ホランド 絵 高橋和枝『さよならのあとで』(夏葉社)です。

円錐書店で購入をした一冊になります。

夏葉社の本は好んで読んでいます。

ひとり出版社の島田さんの本作りにかける想いとていねいな装丁が気に入っています。

 

夏葉社を島田さんが立ち上げられた初期につくられた本がこちらになります。

以前札幌に来られた際のトークショーでも話をされていたので、読みたいと思っていました。

このタイミングで読むことができてよかったです。

 

死はなんでもないのです。

私はただ

となりの部屋にそっと移っただけ。

の書き出しから始まります。

一遍の詩と絵が心にやさしく触れてくれます。

 

いつ死ぬかは分かりませんが、死ぬことは決まっています。

自分が死ぬときに身近にいる人にはこの本を読んでもらいたいなと思います。

 

確かに死はつらく、かなしいものですが、亡くなった本人がどう思っているかは知ることができません。

そうならばこれまで通り変わらずに名前を呼び、忘れずにいることが大切なのではないかと感じました。

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