再読をすることで新たな視点を手に入れる

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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、又吉直樹『月と散文』(KADOKAWA)です。

本屋さんで見つけて装丁買いをした一冊です。

ちなみにカバーを外した状態もぜひ確認していただきたい一冊です。

 

芥川賞受賞作の『火花』(文春文庫)は読んでいます。

芸人ならではの葛藤や心の内が描かれていた名作です。

 

又吉さんのエッセイを読むのはほぼ初めてでした。

繊細で物事を深く洞察している様子を伺うことができました。

時にはそこまで妄想を広げるのかというところにクスリと笑いました。

 

アメリカにいる相方の綾部さんのエピソードもおもしろかったです。

コンビとしての活動はなくても各々で活動することにより個として大きくなり、また一緒に活動するときに倍以上に大きくなるのかなと思いました。

 

インタビューに答えているという体で小説の再読について書かれているところがありました。

どうしてわざわざ読んだことがある小説を再読するのでしょうか?

再読をするごとに見る視点が変わるので新たな発見があると又吉さんは仰っています。

再読をすることでそれまで気づかなかったところに気づくことができます。

知っている部分が増えるからこその賜物だと思います。

そうすることで作品への理解度が深まっていきます。

読みたい本は増えていきますが、時おり再読の機会をもつようにこれからもしていきます。

 

⭐️印象に残ったところ⭐️

「生まれ方も死に方も選べないけれど、生き方は選べる」ということに僕が気づいたのは最近のことだけど、それもみんな当然のことだと知っていたのだろうか。

又吉直樹『月と散文』(KADOKAWA)(p19)

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