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今回紹介する本は、中野崇さんの『最強の身体能力 プロが実践する脱力スキルの鍛え方』(かんき出版)です。
読書会まわりの活動を読書セラピストとして行っています。
会社からみるとこれは副業になり、本業はスポーツクラブで働いています。
わたし自身カラダを動かしますし、お客様に運動指導もしています。
参考になればと書籍を手に取ることも多いです。
本書の著者である中野崇さんは理学療法士の資格をもつスポーツトレーナーです。
2013年にJARTAを設立し、クライアントさんにはプロスポーツで活躍されている方も大勢いらっしゃいます。
この本のテーマは「脱力」です。
いかにして力を発揮するかということには、脱力状態をつくり、そこから一気に力を入れる状態を作れるかどうかが必要になります。
常にカラダが緊張状態では力がうまく発揮できなさそうなのは想像できると思います。
では、どうやってその緊張状態を取り除くかというのは素人ではなかなか考えにくいと思います。
そういったカラダの使い方ができるようにするための方法が紹介されています。
QRコードで動画解説もされていますのでわかりやすかったです。
ちなみに、うまく脱力状態がつくれている選手として野球の山本由伸投手が挙げられていました。
YouTubeで動画を見ると、確かにリラックスしている感じが伝わってきました。
発揮できる力を大きくするために筋力トレーニングをしてもその扱い方を知らなければ結局故障につながってしまいます。
またスポーツを普段やらなくても、カラダへの向き合い方を知るということはとても大切です。
現代人は何かと緊張状態が続いており、意識して力を抜かないといけません。
この一冊はその解決のためのヒントになると感じました。