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今日のブログ
今回紹介する本は、若林理砂さんの『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話「寝る・食う・動く」を整える』(ミシマ社)です。
若林さんのことはほぼ日の學校の授業で知りました。
鍼灸師として活躍されておりホットのペットボトルを使った温灸の考案者としても知られています。
本屋さんにふらっと立ち寄ったときに目に入って興味をもったので購入をしました。
健康になりたいという方は大勢います。
むしろ健康でないほうがいいなんて方はいないと思います。
健康というのはどういう状態のことを指すのでしょうか?
わたしはスポーツクラブで働いています。
そこで会員様の運動の目的をお伺いしますが、健康のためという答えを多く聞きます。
そこで掘り下げて「健康とはどんな状態ですか?」と聞くと十人十色で人の数だけ答えが返ってきます。
ましてやの定める健康の定義に当てはまるのは健康な人でも年に数日しかないような感じがあります。
健康というものは良い状態で生きていくのに必要なものです。
まずは自分にとって健康という状態がどういうものなのかを把握しておくこと、裏返しでもありますが健康ではないというのはどういう状態なのか把握しておくことが大切だと学びました。
健康というのはいきていく上で大切なことであり、それだけに関心を集めることができ、そこにビジネスも生じますし、極端な食事療法が広まってしまうことがあります。
ただ、人間というものは当たり前にできることしか続けられないので、これまで続かなかったものについては手放したしまうくらいがちょうど良さそうです。
手放した上で、整えていくのに大切なのはタイトルにも入っている「寝る・食う・動く」から整えていくことです。
それぞれの整え方について書かれています。
注意点としては生活習慣を改めるのに裏技はありませんし、おもしろいものはないということです。
「動く」に関してはラジオ体操をお薦めされています。
新しい何かを始めるよりも今までやったことがあるものを始めてみるほうがしっくりきて続けやすいそうです。
生活習慣を見直すヒントになる一冊でした。
定期的に振り返りたいです。