けらえいこ『あたしんち SUPER 第1巻』で令和の時代を感じる

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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

今回紹介するのは漫画です。

けらえいこさんの『あたしンち SUPER 第1巻』(朝日新聞出版)です。

『あたしンち』は昔テレビアニメをやっていたのをきっかけに知りました。

小学校6年生くらいのころだったと思います。

アニメがおもしろかったのでコミックを購入して読んでいました。

当時は読売新聞の掲載でした。

読売新聞への連載は終わりましたが、時を経て雑誌『AERA』への連載が再開されました。

「令和のあたしンち」を楽しむことができました。

時も経てば、イラストの雰囲気やコマ数も変わってきますが、変わらないおもしろさがそこにはありました。

コロナ禍ならではの話題もありましたので色々と考えるところがありました。

 

特に印象に残ったのは#27でした。

みかんが親友のしみちゃんと歩いているとふと「人の失敗ってへびのぬけがらじゃん?」と言います。

実体はもうそこにはなく、周りはその抜け殻に対していろいろ言いますが、本体はそこにはないのでどんどん突き進むべきだと言います。

みかんは偉く感動します。

でも、こういう哲学的な深いことはみかんの前でしか言えないと振り返ります。

なんだかこういう関係っていいなと思いました。

 

ぜひ、手に取っていただけるとうれしいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日もお待ちしております。

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