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2019/11/29 第2回ビブリオバトル@SALOONで紹介した一冊について書きます。
札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。
僕の生きる道
元SMAPの草彅剛さん主演のドラマのノベライズです。
なので、情景が頭に浮かびやすく、とても読みやすいです。
今回のビブリオバトルのテーマが「好きな小説」だったので、こちらの本を紹介しました。
話の内容としは末期の癌を宣告された28歳の高校教師の話です。
癌を宣告されることによってそれまで無難に生きてきた28年を後悔します。
自殺未遂もしてしまいますが、お母さんの言葉に救われて残りの1年をしっかり生きていこうと決意をします。
「ー一年て、二十八年よりも長いですよね」
とあるように人生の価値を決めるのはどれだけ長く生きたかではなく、より濃く生きるのかと考えさせられます。
好きな場面を紹介します。
身辺整理をしていた時に、一冊の本が出てきます。
それを生徒に見せ、この本の持ち主は本を読む時間がなかったのか? と問います。
答えは、読む時間がなかったのではなく、読もうとしなかったです。
やる気がなければいつかはやってこないのだと考えさせられます。
死が迫っていますが、結婚をしたい。
それを主治医に相談した時、こんなことを言われます。
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日、私は、りんごの木を植えるー」
調べるとルターの言葉だそうです。
いまを大切に生きることの大切さを教えてくれた一冊です。
ビブリオバトルで紹介した動画はこちらです!