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『致知』という月刊誌を購読しています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。
致知は人間学を学ぶという深い内容の雑誌です。
この雑誌を使った若手の読書会である致知若獅子の会に毎月参加をしています。
コロナ期間になってからはzoomを利用しての参加になっています。
課題文を読んで感想文を発表していいところを見つけ合う美点凝視の観点でフィードバックをしあいます。
今回のテーマは「人間を磨く」でした。
わたしは編集長であり致知出版社社長である藤尾氏の総リードの感想文を発表しました。
以下に感想文をアップします。
総リード『人間を磨く』を読んで
わたしは三色ボールペンを片手に日々、致知に向き合っている。
後で読み返したときに一目でどこが心に刺さったかわかるようにするためだ。
今回の総リードを読んで線を引いたのはたったの一箇所だった。
それは「人は皆、自分の人生の経営者である」というところであった。
この考え方はドラッカーの勉強会でも聞くものであり、また尊敬する文筆家松浦弥太郎氏も「自分株式会社」という言葉で表している。
今回はこの「自分自身の人生の経営者」ということについて考えてみたいと思う。
振り返ってみるとわたしは今の会社で働き始めてもうすぐで丸6年が経とうとしている。
病気を経験し、志半ばで大学を中退し、療養期間を送ったのちの就職であった。
働くことは初めてだったので働きやすさと共にまずは興味のあることや、やってみたいことを優先させようと求人票を眺めた。
ジョギングなどの運動をすることで体調が安定し良くなったこともあり、運動の大切さを伝えられたらと思い、スポーツクラブの面接を受けることにした。
このときに企業理念というものが自分と合致しているなと思った。
その企業理念は「生きがい創造企業」であった。
その理念に共感できたらこの会社で働きたいと思い、ここまで働くことができていると思っている。
何をするかよりもどういう心構えで経営をしているのかの方が大切なのかもしれない。
「自分株式会社」の経営理念は何か?
これに対する答えはすんなりと出てくる。
それは「無理しない、焦らない、落ち着く。よりよく生きる」というものである。
6年前に病気で入院をした際に母親の言葉をヒントにそれから自然と使うようになった。
今は小さくなったものの気分の波というものを感じる。
気分が良くなりすぎるのも困りものであり、沈んでしまったときにもこの言葉を呪文のように唱えている。
そうするとすーっと心が楽になってくる。
人は言葉によって創られているとわたしは思っている。
どれだけ深く自分の芯となる言葉を探せるかで人生の深さが決まると思っている。
これからも「無理せず、焦らず、落ち着く。よりよく生きる」道を模索し続けたい。
最後に
致知は書店に並んでいない雑誌です。
興味がある見本を読んでみたいという方はおしらせください。