致知2024年2月号「立志立国」

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2024年2月26日にオンラインで北海道致知若獅子の会が開催されました。

今回の特集テーマは『立志立国』でした。

私が発表した感想文を掲載します。

対談『立志立国』を読んで

わたしは日本人である。

ただ自分のルーツを考えていったときに、どこまで日本のことを考えているかどうかは自信をもって言えないところがある。

このままでは日本が危ないと言われても、どうしても他人事のように思えてしまうことがあった。

『致知』を読み出してから、日本について考えることが多くなった。

仕事の休憩中に読むことも多いので、どのような雑誌かを説明することも多い。

精神の拠り所の話をすると、やはり宗教に結びつくところも多いし、とりわけ仏教に関する知識が自然と身についてくる感覚がある。

知識をひたすら身につけてもそれだけでは意味がない。

それ以上に何を考え、どう行動するかが大切であると感じている。

 

今回の記事で特に印象に残ったのは櫻井よしこ氏と中西輝政氏の対談「日本の底力を発揮する時が来た」であった。

日本経済が「失われた30年」と言われていることは承知している。

ただ平成生まれの私にとってはずっと「失われた」期間にいるわけであり、その実態としてはつかめていないところがある。

円安の報道や海外の観光客の多さから、経済を感じるところは確かにある。

身近なところから足元をみて考えていきたいと思う。

 

中西氏が引用していたビスマルクの言葉が印象的であった。

「愚者は経験から学ぶ。賢者は歴史から学ぶ」、歴史はおろか経験からも学ばず、同じ過ちを繰り返すのが人間の本質であるとおっしゃっている。

ビスマルクの言葉の本質ではないのかもしれないが、まずは経験から学ぶことが最低ラインなのだと思う。

寝坊をしたら、もう二度と起こさないように対策を取る。

そういう小さなところでも改善の対策をして立てていくことが大切である。

余裕があればこれから起こってくることに対することにも目を向けていきたい。

ただ、自分の頭で考えるのには限界があるのでそのときに「学ぶ」という姿勢が大切なのだと思う。

本で学ぶのが手っ取り早くわたしも好きだが、誰かに聞くのもありだし、今ではAIに聞くという方法もある。

何か出来事が起こってからそれに対処する能力は大切である。

それと同じくらいの事件、事故を未然に防ぐことも大切である。

歴史の予知は難しく、後になってから振り返ることでしか学べないところもあるが、同じ過ちを繰り返さないということは世界、国レベルだけでなく、個人のレベルでも大切にしなければならない。

個人のレベルでやれることをやっていくことが地域、会社へとつながりいずれは国や世界につながっていくと信じたいと思う。

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