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2023年3月20日にオンラインで北海道致知若獅子の会が開催されました。
致知の購読者で行われる読書会を木鶏会と呼ばれています。
その中でも20〜35歳の若手で構成されるのが若獅子の会です。
致知を購読していなくてもお試し参加ができますので、興味のある方はご連絡お待ちしています。
3月の例会で発表した感想文を修正してアップします。
雰囲気を感じ取っていただけるとうれしいです。
『森信三 運命をひらく365の金言』を読んで
2018年6月に初めて致知若獅子の会に参加をした。
致知の購読をそのまま開始したが、初めて致知出版社の出版物に触れたのは『致知』ではなかった。
それが今回の対談で紹介されている森信三先生の著書である『修身教授録』であった。
エッセイの書き方講座の講師として出会った方が、この『修身教授録』を課題本に読書会を開催されているとのことで、興味をもって購入して参加をした。
背筋が伸びるような文章であり、苦労しながらも読み進めて大きな影響を受けている。
その読書会の中での最後の取り組みとして、本対談で話されている森先生のお弟子さんである坂田道信さんにハガキを書くということをしていた。
坂田さんからは丁寧にお返事もいただき今でも大切に保管している。
先日亡くなられたとの訃報を聞きショックを受けた。
ご冥福をお祈りしたい。
自分が遺した功績がどのタイミングで評価されるかは分からないところがある。
芸術家のゴッホのように死後評価されるパターンもある。
どのタイミングで評価されるかは分からないが、できることは今この瞬間生きている間に全力を尽くすだけである。
うまくいく日もあればうまくいなない日もある。
森先生の一番根幹にある考えはやはり「人生二度なし」だと思う。
今日という日がどうであれやり直しは一切効かない。
効率だけを求める人生は退屈かもしれないが、どんな日を過ごそうともやり直しが効かないことを考えると、はなから適当に過ごしていいという考えには至らないだろう。
ただ、いつ終わるか分からない人生で常に「二度なし」を意識することはむずかしいだろう。
そこで取り入れたいと思ったのが「1日は一生の縮図」として考えることである。
1日を区切りとして生きて今日がどういう日であったかを振り返って生きる。
反省があれば明日に活かす。
とてもシンプルである。
寝たら自然と朝を迎えるというのは自分がまだ若いと思っている幻想なのかもしれない。
やることリストをしっかりと消化をして、1日を振り返った上で床に就くようにしていきたい。
今回対談記事を読み、対談記事で紹介されている本を読み、再度この記事を読んだ。
わたしは本を読む際は角を折ったり、線を引きながら読むようにしている。
ブログ等で引用したいと思った箇所には付箋紙を貼るようにしている。
そうするとこの本は一度読んだだけでたくさんの刺激を与えてくれたことがわかる。
「人生二度なし」の他にも繰り返し語られるような心に響く言葉に多く出会えた。
「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時にー」というのもそれである。
今自分と深く関わりのある人との出会った瞬間というのは不思議と覚えているものである。
それを考えるとこれから出会う人との初めて会う瞬間というのは意識するとより良い影響を与えてくれるのではないかと思う。
読書会というイベントの開催や接客業をする中で一期一会を大切にしていきたいと改めて感じた。