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今回紹介する本は、森信三[著]藤尾秀昭[編]『森信三 運命をひらく365の金言』(致知出版社)です。
森信三先生は「日本教育の師父」と謳われています。
平成4年に逝去されたとのことなので、亡くなられてから30年が経過しています。
30年を記念して致知出版社から出版をされたのがこちらの一冊になります。
森先生の著書を初めて読んだのは、『修身教授録』(致知出版社)でした。
『修身教授録』を課題本にした読書会に参加をしたのがきっかけでした。
むずかしさを感じながらも心に響く言葉に出合い、またそれをシェアすることで理解を深めることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
本書は、1日1ページ分、一項目でまとめられています。
短いものだと数行で読み終えます。
長いものでも1ページなので普段読書習慣がない人でもとっつきやすいのかなと思います。
『修身教授録』からの紹介が多かった印象を受けました。
どのような文脈で発せされた言葉かを知るために合わせて読むとより理解が深まるように思います。
印象に残ったものを紹介します。
本の扉にはこのように書かれています。
「人生二度なし」
これ人生における最大最深の真理なり。
この「人生二度なし」の考えは何度も繰り返し出てきます。
人生は一度きりとわかっていても、それを意識して常に生活をしているというのはなかなかむずかしいことです。
夜寝て朝起きることができるという保証はどこにもありません。
そこで大切にしたい考えが、「一日は一生の縮図」という考え方です。
一日をしっかりとやり切って床に就くという考え方を大切にしていきたいです。
1月31日
人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時にー。
普段は接客業をしていますし、読書会を開催するようになってより出逢いというものを大切にするようになりました。
特に読書会に参加していただくタイミングをこちらからお願いすることはできません。
だからこそ、参加してくださる方とのそのタイミングを大切にしていきたいなとこれからも思っています。
12月18日
すべて我々は、自分のたどった運命を、あるがままに感謝することが大切です。
これが自己にとって最善だとして、安んじて努力することが肝要です。
この道理を理屈としてでなく、実感として味わえば、それだけでも実に大したものです。
なんで自分にこんな不幸や理不尽なことが起こるのだろうと思うことがあります。
しかし、それらの出来事も乗り越えたり、克服したりすると成長を感じられるものです。
目の前の出来事に正対し、誠心誠意過ごすことで自己成長につなげることができます。
そのためにはあらゆる出来事に感謝をすることです。
わたしは毎日感謝の日記をつけることを習慣にしています。
なるべく違うものを意識するようにするとだんだんとありふれた日常に感謝の視点を向けるようになります。
当たり前にあることは当たり前のことではありません。
水道の蛇口をひねれば水が出るのも、スイッチを入れたら電気がつくのも誰かが仕事をしているからです。
ひとりで生きていくことができる人は誰もいません。
ありふれた日常に感謝をすることがよりよく生きるための最初の一歩のように感じます。
これからも生きて、成長していくためのヒントがたくさんありました。
これからも多くの言葉に触れて思考を深化させていきたいです。
藤本さんとのYouTubeでも紹介をしました。