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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。
致知若獅子の会は若手の勉強会です。
致知という月刊誌の記事の感想文を発表しあい、お互いの良いところを指摘します。
いいところを探そうという美点凝視の視点を養うことができます。
今回発表した課題文を一部修正してアップします。ご覧いただけるとうれしいです。
特集 鈴木大拙に学ぶ人間学
友人の導きにより、致知を読み始めた。
保管しているバックナンバーを見返すと2018年8月からであった。
今号が2020年8月でちょうど丸2年を迎えたことになる。
2018年の8月に購読を開始した時と同じくして若獅子の会へ参加をするようになった。
最初の頃は正直に言ってむずかしい文章が多いという印象でなかなか読み進めるのにも苦労をした。
おそらく課題文になったところしか読めなかったという号もあったように思う。
最近は「小さな習慣」という本を読んでその考え方を利用して、「毎日致知を開く」ということを習慣にしている。
致知に対してバカバカしくて失敗できないくらいの小さな行動は「毎日開く」というのがちょうどいいと思った。
人間学というのは一言では言い表せないくらい奥が深い。
人間はどうせ死んでしまうのになぜ生きるのか? それは自明なことであり、一生をかかってもわからないだろうし、あるいは存在するかわからない死後の世界にいってようやくわかることなのかもしれない。
だからこそ求められるのは毎日一歩ずつ上っていくことなのだと思う。
鈴木大拙氏は階段を登るのに130段とわかった上で一歩ずつ上ればたどりつけると説いた。
わたしが生きる道は一歩ずつ上ってもゴールがないのかもしれないし、ゴールにたどり着いたと思われるところが実はスタートなのかもしれない。
わたしは暇な時間があれば、本を読みたいくらい読書欲が高いと自負をしている。
ストレングスファインダー での上位の資質に「内省×学習欲×収集心」があり、「異常な本好き」とコーチングで称された。
書から学ぶということが時代遅れだと言われることもある。
回線技術の発達によってますます動画で学ぶ環境は整っていくだろう。
しかし、既に亡くなった方から学ぶ手段でより情報の次元が低いのはその人の肉筆で書かれた書物ということになってくる。
これから起こることを学ぶのに動画は最適かもしれないが、過去から学ぶのにはまだまだ書というものは欠かせないと思われる。
書から学ぶことにワクワクが止まらないわたしが最近興味があるのは、この人間学である。
人間がどう生きるかには様々な分野を複合的にみる必要があるので幅広い知識と見識が必要になってくる。
ときには俯瞰的にときには主観的に。
生きる意味を答えが出ないかもしれないとわかっていても永遠に説い続けることを信条に誓いたい。