2020年6月致知若獅子の会に参加しました。

2020年6月致知若獅子の会に参加しました。

札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与える読書療法家の井田祥吾(@shogogo0301)です。

2020/06/29に開催された致知若獅子の会にオンライン参加をしました。

致知という月刊誌を読み、感想文を書いてきて発表し、美点凝視の観点でお互いをフィードバックしあう会です。

致知という雑誌は書店には置いていないので見たことがないという方が多いと思います。

骨太な文章が多いので毎号楽しみにしています。

それだけに背筋を伸ばして読まなきゃとなかなか手を出せずにいた時期もありました。

なのでわたしは「小さな習慣」の一つとして「致知を開く」を取り入れています。

そうしてちびちびとでも読み進めています。

6月のテーマは「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」でした。

読めないし、変換も出てこない四字熟語ですね。

わたしの感想文は社長の藤尾秀昭氏の総リード文を選びました。

一部を変えて以下に載せます。

「鞠躬尽力」を読んで

知らない言葉に出合ったときにどうするか?

色々なアプローチが考えられる。

前後の文脈から言葉の意味を類推してとりあえず先に進むというのが一番手っ取り早いように思える。

学生時代の英文読解のときはいちいち辞書を引くな、とも言われた記憶がある。

わたしの疑問としてはそれを母国語である日本語に対してやっても良いのかということである。

言葉の一つ一つの意味をしっかりと理解をして、そのむずかしい言葉をどんどん使っていこうということではない。

しかし知っているのと知らないのでは表現の深さというものが異なるように思える。

今回のテーマである「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」もその知らない言葉であった。

辞書で引いてもこの四字熟語は出てこず、予測変換も機能をしなかった。

 

言葉の意味をほどきながら考えていこうと思う。

「尽力」はわかる。

言葉の通り力を尽くすこと。

「鞠のように体をちぢめる」とあるように外に対しては尽くすものであるがその前に自分の内面に目を向けることが大切な印象を受けた。

 

わたしは読書会という本に関するコミュニティを運営している。

好きな本を紹介してお茶会のようにおしゃべりを楽しむ会もあれば、プレゼンを意識して読みたくなった本を決める「ビブリオバトル」、本からエッセンスを吸収して明日への生活に役立てるリードフォーアクション など様々な形式でやっている。

どれも根幹にあるのは、本を通して人と繋がるということである。

日本での読書会での歴史は古く江戸時代からとも言われている。

そして何より取り上げられている吉田松陰が獄中で受刑者に対して行ったのが始まりとも言われている。

 

最後の一瞬まで全力を尽くすことができることを見つける段階が必要だと思う。

それは外に向かうというよりも内に向かう感覚である。

 

本にまつわる活動を少しずつでも広めていきたいな思っている今の自分の生き方は根無し草のようなものかもしれない。

これで良いのかと思う時もあるが、それでも少しずつ進んでいる感はある。

内に向かうバランスと外に向かうバランス、両輪をうまく回しながらこれからも進んでいきたい。

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