オンライン読書会に参加をしました。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回参加をした読書会は「TALKSTAND & BOOK vol.1 -1冊の本から生まれる問いと対話-」でした。
井澤友郭さんの『「問う力」が最強の思考ツールである』を課題本に実際にワークを行いながら、DAY1とDAY2の間にTalkstandを使いながら深めていこうというものでした。
問いの力はすごい力があるとリードフォーアクション 読書会やフォトリーディングを利用して読書をする中で感じています。
例えば、「札幌はどうして寒いのでしょうか?」とあなたは問いかけられたとします。
そうすると、当たり前ですが札幌が寒い理由を探そうとします。
北にあるからかなとか、標高はどうなんだろう、といった具合です。
おそらく、札幌よりロシアの方が寒いよなとか、今日何しようかなとか関係のないことは考えないでしょう。
考えるべき方向への道しるべになる存在が質問だと思っています。
問いにも色々な形があります。
自分自身に問いかける一人称の問い、相手に問いかける二人称の問い、大勢に呼びかける三人称の問いです。
徐々にステップアップをしていく印象です。
本書の中で印象的だったのは、相手に呼びかける際に「WHY?(なぜ?)」を多用しないようにするということです。
なぜという質問は本質に一気に迫ることができるので強力です。
強力がゆえに相手を追い込んでしまうこともあるようです。
自分に対してはそれでいいかもしれませんが、相手に問いかける際には他の疑問詞で置き換えることができないか考えてみようと思います。
二日間のワークショップと実際にTalkstandを利用してみてこのアウトプットするのが最後の課題となっています。
与えられた問いを考えてみます。
Q 一冊の本からどんな問いが生まれたか?
この本に対してということであれば、「効果的な問いとは何ですか?」というものです。
これだ! という答えはなく、何度も幾たびも質問を作るトレーニングをして鍛えていくしかないのかなと思います。
Q 対話を通してどんな気づきがあったか?
質問をするには相手の話をよく聴かなければいけないという当たり前のことですが再確認することができました。
相手に問いたいことを整理するには対象をはっきりさせることも大切なのだと感じました。
見知らぬ人と話すのはハードルが高いところもあるので、安全と安心できる環境が大切だと感じました。
著者の方から直接レクチャーしていただき、実際にワークとしてやってみて理解が深まりました。
このような機会があればまた参加してみたいです。