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2023年11月6日に開催された合同木鶏体験会&藤尾秀昭氏講演会in北海道に参加をしました。

毎月購読している人間学を学ぶ月刊誌『致知』のイベントです。

致知出版社代表取締役であり『致知』主幹である藤尾秀昭氏の講演を初めて生で聴くことができました。

演目は『出逢いの人間学』でした。

藤尾氏自身が多くの方との出逢いの中で自己を確立されているのだなと強く感じました。

 

特に社名や雑誌の名前となっている『致知』の話が印象的でした。

若獅子の会でも素読をしている『大学』に出てくる「格物致知」からきています。

この格物とは物に当たることであり、体験することであるとおっしゃていました。

畳の上でいくら水泳の練習をしたところで泳げるようにはなりません。

水の中に入り、水の抵抗を実際に体験することで少しずつ泳げるようになるものです。

あらゆる情報がすぐに手に入るからこそ、時間をかけて肌で感じることも大切なのだと感じました。

 

その後は、木鶏会の体験がありました。

高校生の方を交えながら4人で10月号の感想文のシェアをしました。

発表したものを以下に掲載します。

対談『世界の頂点をいかに掴んだか』を読んで

今年の3月に行われたWBCで日本が優勝した。

我が家にはテレビがないのでリアルタイムで観ることはできなかったが、ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』を観てその軌跡をたどりとても感動した。

 

本対談は侍ジャパントップチーム監督を務められた栗山英樹氏と致知ではお馴染みの横田南嶺管長とのことでとてもワクワクしながら読み進めた。

 

お二人とも分野は違えど「道」を追求されている方である。

道の追求には何が必要なのだろうか。

栗山氏からは組織での役割を把握して行動することの大切さを学んだ。

栗山氏の例でいうと監督の仕事を真っ当するということである。

監督の仕事として嫌な仕事を率先してやるといったことも書かれていた。

監督の一番の仕事は強い組織をつくることである。

今回の大会ではあえてリーダーを置かないという選択をされている。

過去や常識にとらわれずに目標に向かって最適な選択をすることが大切だと学んだ。
一方の横田氏からは準備の大切さを学んだ。

45歳での菅長就任は慣習からは若いとされていたが、10歳から準備をしていたという自負があった。

時間は誰にでも平等に与えられているからこそ、使い方がとても大切である。

時間を味方につけることが大切だと学んだ。

 

わたし自身は、社会人になってもうすぐ10年が経つが、学びの大切さは日々感じている。

仕事の内容に対する学びはもちろん人間としての成長も大切である。

そのためのひとつに、論語の素読を毎日少しずつ取り入れている。

本対談でも紹介されていた「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず」は私も好きで大切したい言葉である。

自分自身が成長をすることで知見が広がり、新たなものが吸収できる。

だからこそ学びは大切であり、これからも続けていきたい。

わたしが学びの対象として一番大切にしたいのは「人」からの学びである。

目の前の人の話を聞いて、話すことが何よりの学びだと思う。

もちろんそれが叶わない場合がある。

そのようなときはやはり本の出番である。

時代、国や場所を選ばずに語りかけてくれる本の存在は何物にも変え難い。

私も関連本は芋づる式に購入したくなるが全てとはいかないので、栗山氏の全部買ってしまうという「本サーフィン」は見習いたい。

 

学びの対象が何であれ出逢いを生かすのは謙虚さと素直なのだと感じた。

これからもそのことを胸に生きていきたい。

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