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札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾@shogogo0301)です。

書評というと上から目線のような感じがしておこがましくなってしまうのですが、第35回 読書会「本の話をしよう」でも紹介した本について書いていきます。

読みたいことを、書けばいい。 田中泰延

電通でコビーライターをされていて、独立した著者による文章術の本です。

文章術といっても「てにをは」の使い方などといったテクニックのようなことではなく、文章を書く上でのマインドについて書かれています。

タイトルの『読みたいことを、書けばいい。』がもちろん結論になっています。

ここで問題になってくるのは「誰が?」だと思います。

それは「自分」です。

自分で書いた文章の最初の読み手は間違いなく自分です。

その自分が面白い、読んで良かったと思えない文章を他の人が読んでそのような感情を抱くことは難しいでしょう。

なので、まずは最初の読者である自分が満足できる文章を過不足なく書ききるのが大切になるでしょう。

自分が読みたい文章を書く

それに自分が読みたいと思える文章を書くことは楽しいです。

わたしは小学生の頃から作文が好きでした。

読み手になる先生を意識して書くこともありました。

でも、結局のところ楽しいから文章を書くのが好きだったのかもしれません。

過去の自分が今の自分を救う

事象に出会ったとき、

そのことについてしっかり調べて、

愛と敬意の心象を抱けたならば、

その過程も含め、自分に向けて書けばいい。

引用:田中泰延『読みたいことを、書けばいい。』(p195)

ブログもコツコツ続けてきて少しずつ記事が多くなってきました。

そうすると「関連記事」を見ると、過去にこんなこと書いていたんだなと過去の自分に励まされたり、もっと頑張んなきゃと尻を叩かれるような気分になったりするものです。

過去の自分の文章に救われるということは、今の自分の文章がいずれ未来の自分を救ってくれるかもしれないということなのだと思います。

よく文章を書くときにはペルソナを用意しなさいと言われます。

しかしそのようなターゲットは不要なのだなとこの本を読んで気がつきました。

自分が面白い、ためになったと思える文章を書くことをこれからも心がけようと思える一冊でした。

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