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読書の心構えは、「十を読んで一を知る」。
コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響もあり、自宅で過ごされる方も多いのではないかと思います。
そんな中あなたは何をしているでしょうか?
自己研鑽に励んでいる方も多いのではないかと思います。
今であれば、スキルアップのためにYouTubeなどの動画を活用している方もいらっしゃるかと思います。
書評動画を見かけることも多く、わたしも参考にしているのですがちょっとした注意点があると思うので、そのことについて書いて行こうと思います。
何かを学ぼうと思ったときに、あなたはそれを師匠から直接学びたいと思うでしょうか? それとも師匠から教わった弟子から学びたいでしょうか?
条件みたいなものがなかったら、おそらく師匠から直接教わるでしょう。
この弟子から教わるというのが、本を解説したYouTubeを観ることだと思っています。
それ自体は悪いことではないのですが、本来であれば一級品であるはずがお弟子さんというフィルターを通すことにより大事なところが抜け落ちてしまっている可能性があります。
直接教わればその抜け落ちるリスクは減るでしょう。
その人の息づかいを感じることでより吸収できるところもあると思っています。
一般に要約というのは補助で使うべきです。
その本が読むべきに値するのか、といった判断材料に使うべきです。
要約というのは本で言いたいことのエッセンスであり、要約した人のフィルターを逃れることはできません。
具体例が大事ではなく、具体例を通して言いたいことがなんなのか読み取ることが大事ですが、本に直接当たらないとどうして例を出してまで伝えたいかはわかりません。
要約というものは「一を聞いて十を知る」ような気分にさせてくれますが、それよりも大切なことは本を読んで「十を読んで一を知る」ことなのではないかと思います。