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今日のブログ
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
先日、シアターキノに映画を観に行きました。
タイトルは『草の響き』です。
心に不調をきたした主人公である和雄は妻とともに故郷である函館へと帰ってきます。
そこでもうまくいかずに病院にかかったところ医師から自律神経失調症と診断されて、走ることを勧められます。
走ることで体調が良化し、その行為を通して若者との交流がある中で、その裏側もあるのだなと考えさせられました。
わたし自身も今でこそフルタイムで働いていますが、調子を崩していた時期というのがありました。
わたしの場合は本で学んで実践をしましたが、わたしも走りました。
家から出て農道の方へ向かいだいたい往復30分くらいだったかと思います。
それだけでも気分がすっきりとして晴れるものです。
和雄のように日々記録をノートにつけたり、雨の日もルーティンが崩れるのが嫌だから走るということはありませんでしたが、走ることでメンタルが安定するのはわたしもその通りだと思います。
和雄は順調に回復を見せていきますが、何か出来事が起こるとそれを受け止めることができるかみたいな繊細なところがあります。
世間一般的には喜ばしいと思えるような出来事でも、それには責任が伴ったりと不安な要素もはらんでおり、それによって心のバランスを崩してしまうということもあるかもしれません。
これに関してはなってみないとわからないところもあり、なかなかむずかしいところです。
人間の心である以上、波があることは当然のことです。
良くなったり、沈んだりを繰り返すなかで焦らず回復していけたらいいのかなと思います。
佐藤泰志さんの小説が原作となっており、函館が舞台です。
原作も読んでみたいですし、函館に行ってみたくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。