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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。
今回紹介する本は、岸見一郎さんの『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』(集英社クリエイティブ)です。
著者である岸見一郎さんについては『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で知りました。
本屋さんを散歩していたところに偶然目に入り、興味をそそられたので購入をしました。
この本のテーマはタイトルにもあるように「学び」です。
ストレングスファインダー での強みとなりうる資質の4位に「学習欲」がきているわたしとして、もう一度「学ぶ」ということに関して考え直すよいきっかけとなりました。
学校教育の中で生きていくうえで勉強というものは欠かせません。
しかしその勉強というものが時として目的を叶えるための手段となってしまいます。
勉強を頑張るのはテストで良い点数を取るためであり、良い点数を取るのは良い学校や会社に入るためと連鎖していきます。
就職したり、学校教育から離れるとなくなることはなく、人によっては資格試験の勉強をしたり、仕事に関する勉強を続ける方もいらっしゃるでしょう。
学びというのは本来は無目的であって良いものです。
モノの名前が知らないから教えてもらったり、話すことで新しい言葉を知ったり、とワクワクがひそんでいます。
生きていくうえですぐに役立たなくても、生きていくうえでいまこの学んでいることが幸福だと感じることはとても大切だと感じました。
そのなかで学び方として「本」というのはとても良いものだと改めて感じました。
動画だと受け身でいいので楽ですが、わかったつもりになりどんどん進んでしまいます。
一方で書籍というものは自分の理解度に合わせてときには読み返しながら読み進めていくことができます。
使い分けをしつつ、本を中心にこれからも学び続けていきます。