東野圭吾『白鳥とコウモリ』

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今日のお話

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回は、本の紹介をします。

紹介する本は、東野圭吾『白鳥とコウモリ』です。

動画でも紹介をしました。

東野圭吾さんはミステリー作家さんとして有名です。

わたしは『秘密』を読んだときにこの作家さんの本は全て読もうと決心をしました。

高校から大学にかけて貪るように読んで全て読み終えました。

なので、新刊が出るのをいつも楽しみにしている作家さんです。

 

今回の新作は、500ページ超えの大作です。

舞台は2017年の秋です。

とある善良な弁護士が殺害されているところを発見されます。

刑事たちが調べをしていくうちに容疑者としてあがったのはその弁護士と電話で接点があった名古屋在住の男性でした。

 

そこには、1984年の事件が絡んでいます。

その事件の概要を説明します。

悪徳業者が殺害された事件で冤罪で捕まり拘置所で自殺をした男性がいました。

そこで事件は終了したと思われていました。

 

今回の事件の発端は、残された親娘に償いをする相談を持ちかけたところ弁護士から「生きている間に詫びるべきだ」と諭され、そのようなつもりはなかったと焦り、殺害したという話でした。

しかし、この容疑者の供述に、容疑者の息子も被害者の弁護士の娘も疑問を感じていました。

異なる立場から事件の真相へと迫っていきます。

 

ミステリーには色々なパターンがあります。

誰が行ったか?(フーダニット)

どうやって行ったか?(ハウダニット)

どうして行ったか?(ホワイダニット)

このミステリーでは、二つの事件が絡み合うことによりこの三つの要素を含んでいるのかなと思います。

ミステリーの構成としては比較的にシンプルで、容疑者の意図は何か? というところにあると思っています。

 

『白鳥とコウモリ』のタイトルがなるほどと思える記述もあったのでそこもチェックポイントです。

 

印象に残ったセリフを紹介します。

かつての事件で冤罪であったものの捕まって自殺をしてしまった男性の残された妻が、容疑者の息子に語りかける場面があります。

「辛い時は逃げたらいいんですよ。目を閉じて、耳を塞いじゃえばいいんです。無理なんかしちゃだめ」

東野圭吾『白鳥とコウモリ』幻冬舎(p242)

辛い立場を経験したからこその人の言葉は温かいです。

 

「東野版『罪と罰』」とあったので、ドフトエフスキーの作品を読んでみようと思います。

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