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札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。
第37回 読書会「本の話をしよう」で紹介した本です。
東野圭吾『希望の糸』
高校一年生のときに紀伊国屋書店で、『流星の絆』を見つけたのが東野圭吾さんとの出会いでした。
そのときは横綱級の作家さんであることを知らず、名前に同じ「吾」が入っているくらいでした。
読んでなんて面白いんだと思い、そこから一気にどハマりをして、いま現在は著作のほぼ全てを読んでいます。
(@くまざわ書店アリオ札幌店)
書店のポップにもあったのですが、この『希望の糸』という作品は絆の話です。
それは人間関係が織り成す物語ということもできます。
最初に読んだ『流星の絆』も「絆」の話ですが、人間をやめない限りこの絆というものから逃れることはできないでしょう。
絆といっても様々な絆があります。
親子や夫婦についてがこの作品では大きなテーマになっています。
物語の内容としては、ある喫茶店の女性マスターが殺害される話です。
ミステリーであり、誰が殺したかよりもなぜ殺してか、そしてどうなるかに重きがおかれています。
いくつかの家族が混じり合うように描かれているので、再読するときには相関図を書きたいなと思います。
登場したおすすめの映画
私は本を読むときに角を折ったり、付箋を貼っています。
その中の1つなのですが、後半で父娘が話す場面で、オススメの映画を紹介するシーンがあります。
2つの作品とも有名で私も好きなのですが、東野圭吾さんがなぜその二作品をこの本で、父娘の会話で登場させたのかはわかりませんでした。
読んだ方でこんな意図があったんじゃないかなと思う方は教えてください!
しおりの色も「赤」
絆と聞いてイメージする色は何色でしょうか?
運命の赤い糸という言葉もあるように、この本でも赤い糸でした。
最後に
絆というものは切り離せないものです。
絆は目には見ません。
でもそこには切っても切り離せないものが確実に存在します。
そう考えると何気ない人間関係も面白いなと思うのです。