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花の名前と花言葉
「新緑の候」という時候のあいさつがピッタリな季節に札幌もなってきました。
札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与えるビブリオセラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今日は花について書いてみようと思います。
花の名前を知ることと教養について
「花」と言われて思い出す文章があります。
それは出口治明さんが「教養」ということについて書くときによく引用しているココ・シャネルの言葉です。
引用します。
「私のような大学も出ていない年をとった無知の女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
(出口治明『人生を面白くする本物の教養』No.135)
知らないことを知ることで世界が単純になっていくというのは花の名前を知ることには限らないはずです。
でもこの話を知ってから私もなんとなく花の名前が気になるようになり、調べたりするようになりました。
花言葉を調べてみる
最近は花の名前を調べるだけでなく、花言葉というものも気になって調べています。
西洋が発祥で花をプレゼントするときに思いを込めることが起源となってつけられたところがあるようです。
筒井康隆氏の『時をかける少女』では、ある花の匂いがとても鍵となっています。
この時も花言葉を調べて、なぜその花が使われたのか大いに納得したのを覚えています。
今日のアイキャッチ画像でお借りした写真の黄色のラナンキュラスの花言葉は「優しい心遣い」でした。
誰かにお花をあげる機会があったらこういうところまでチェックしてみるのも良いですね。
花のある生活
花のある生活っていいなと思います。
虫が得意ではないのですごいガーデニングとかは無理だと思いますが、お部屋に花が飾ってあるとか素敵ですね。
まめに水を替えたりあげたりできるような性格ではないので、いつの日かの退院祝いにもらったサボテンを愛でています。
以前、美輪明宏さんがこのようなことを言っていました。
うろ覚えで正確ではないかもしれませんがご容赦ください。
「花は人間に元気を与えてくれます。だから花は枯れるのです」
もしかしたら知らないうちに花から元気をもらっているのかもしれません。
そうであるならば道端に咲く花にも視線を預けてみるのも大事かもしれません。
花から元気をもらって名前と花言葉を調べて、誰かにプレゼントして喜びを共有する、そんな生活を送れたらいいですね。
(photo by chiho)