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2020年12月21日にオンラインで開催されました致知若獅子の会に参加をしました。
若獅子の会とは、人間学を学ぶ雑誌『致知』を読んで感想文を書いてきてそれを発表し、美点凝視の観点でお互いの良かったところをフィードバックをする読書会で木鶏会と呼ばれ、その中でも若手を中心に全国で行われているものです。
発表した課題文をアップします。
対談「逆境を力に新たな時代を拓く」を読んで
致知若獅子の会に参加をしました。
「肯定的で皆が生かすべき原理原則を導く格物致知」の感想文とお褒めの言葉をいただきました。
他の方の感想文を聴いて、行動を起こすきっかけを掴めるのもいいなと思います。
また来月も楽しみです! pic.twitter.com/4yxfWUzEqj— 井田祥吾|札幌ゼロ読書会主宰 (@shogogo0301) December 21, 2020
逆境に面したときにどのような心構えでどう対応するかが人間の真価が問われるときであると思う。
オリィ研究所代表吉藤さんと障害を持ちながら会社を経営している佐藤さんの対話を読んで感じた1番のことだ。
2020年はコロナウイルス感染症の拡大により、社会全体が変革のときを迎えたように一気に生活様式が変化をした。
今までが良かったから戻りたいという気持ちでは生き残ることができない時代だ。
まさに逆境を力にしなければいけない直面だと感じた。
今まではどちらかといえば、障害をなくすというバリアフリーの考え方が主流であったように思う。
それを佐藤さんは自分だったら何ができるのか、「じゃあ、どうする?」と問いかけを変えることにより、ひとつひとつ壁を突破したと仰っていた。
障害をあるものと認めそれを価値に変えていく発想というものが大切であると感じた。
私自身、双極性障害という疾患を抱えながら日々を過ごしている。
最低限の薬を飲んでいるだけで日常生活にはほとんど支障がないくらいまで回復をしている。
自分が本やウェブサイトを見て試して回復したことからも何らかの形で同じように悩んでいる人の支えになれるように情報発信をしていきたいと思った。
それが自分の障害を価値あるものに変えていく一番の近道のように思える。
佐藤さんの「本当の強さは自分の弱さを知り、認め、しっかりと向き合う」ことというのはなるほどなと思った。
誰でも色々な情報が手に入る世の中だからこそ、高嶺の花のスターに憧れるよりも、人間臭く努力を続ける人の方が魅力的に映るのかもしれない。
若獅子の会で人間学を共に学び合えることを感謝しつつ、これからも自分を高めていきたい。