2022年8月22日にオンラインで開催されました北海道致知若獅子の会に参加をしました。
『致知』は人間学を学ぶ月刊誌です。
その『致知』を使った読書会は木鶏会と呼ばれています。
さらに35歳以下の若者を主体とした木鶏会は若獅子の会と呼ばれています。
わたしは世話人として課題文の選出という形で携わっています。
若獅子の会に興味のある方はぜひご連絡をお待ちしております。
体験も可能です。
若獅子の会では課題文に対して感想文を書いてきて発表します。
発表に対して良いところを褒めるという美点凝視の観点でフィードバックをしあいます。
自分では気づかなかったところに気づかされたりととても有意義な時間となっています。
8月の会で発表した感想文をアップします。
五郎丸歩さんと井上康生さんの対談記事を選びました。
対談『覚悟を決めた時、勝利への扉は開かれる』を読んで
元ラグビー選手の五郎丸歩氏と柔道家の井上康生氏はさほどスポーツの情報を追っかけていない私でも知っているお二人であり、道を極めた方々の対談という感じがしてとても熱い思いがした。
スポーツ選手の選手生命というものはとても短い。
一般的なサラリーマンの引退は65歳前後という中で吾郎丸氏は35歳で現役を退いている。
その後を余生というのにはあまりにも長いわけでジョブチェンジが自然と迫られる。
そこで吾郎丸氏と井上氏が選んだ道というのはどちらも挑戦というものであった。
過去の栄光にすがることなく新たな立場で高みを目指している姿がとても印象的であった。
続けていれば何かをやめるという決断に迫られるときがある。
そのときには次のステージが挑戦となる道を選びたい。
挑戦をしていく上ではやはり決断が大切である。
そのためにはまずは覚悟を決めること。
いばらの道が待っていることが想定されても進んでいくということを決心する。
当然そこにはピンチや逆境というものがやってくるだろう。
なるべくならそういう場面は来てほしくないと思うだろうがそれは挑戦をしている身にとって当然のことなのだろう。
現状に満足することなく挑戦するからこそ壁にぶつかることもあれば苦労することもある。
それらを乗り越えたときに新たな道が開けてくるのだと感じた。
生き方が好きな人物に岡本太郎氏を私はあげている。
岡本氏は挑戦に関してこのような言葉を残している。
挑戦した不成功者であれ
挑戦した不成功者には再度挑戦できる道が開けてくる。
何もしなければ何も生まれないのである。
今回の対談記事を通して明日これからの生活にどう生かそうかというよりもまず胸が熱くなるような感覚を覚えた。
迷ったら挑戦する方を選びたい。