鈴木優香『20220624-20220709・K2 BASE CAMP・PAKISTAN』

イベント情報







読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。

  読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

どこかの月曜日8時を基本として配信しています。

よければ登録をお願いします。

本題はこちらから

こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、鈴木優香『20220624-20220709・K2 BASE CAMP・PAKISTAN』です。

Instagramを眺めていたところ、古本屋のCOW BOOKSの投稿でこちらの本が紹介されていたのでネットを通して購入しました。

著者の鈴木さんは山岳収集家です。

山に登り写真を収めたり、石を拾ったりしている様子がこの本の中に描かれていました。

K2はパキスタンのカラコルム山脈に位置する世界第二位の標高を誇る山です。

写真家の石川直樹さんに声をかけられ、公募隊に同行することになりました。

結果としてはベースキャンプにたどり着くことができたものの、高山病により下山をすることとなりました。

それでもモノクロの美しい山々の写真とリアリティのある文章は山が好きな人間としてはワクワクさせてくれるものでした。

 

わたしは高校時代山岳部に所属をしていました。

それ以前に特別山に興味があったわけではなく、入学式のときにもらったチラシがきっかけでした。

一年生のころは先輩たちについていくのがやっとで楽しむ余裕というのはありませんでした。

二年生になった頃から景色を楽しみ、植物の写真を撮って楽しむようになりました。

毎年、年度末に山行の記録として部誌を作っていました。

どの山に登ったか、どんな出来事があったか、どんなことを思ったか、担当を決めてそれぞれが思い思い書きました。

同じ山を登っていても感じることは違いますし、ですが違っていたとしても読めばありありと情景を思い出すことができます。

山を登るというのは非日常の体験であります。

だからこそ記録に残す価値のあるように思います。

記録に残さなくてもいいようなことも書かないと忘れてしまいます。

ありふれた日常も記録として残しておくことは大切だなとこちらの本を読みながら振り返りました。

本の購入はこちらから

読書会情報はこちらから!





Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


ちょうどいいで生きる

わたしの読む本の選び方

関連記事

  1. 皆川明『ミナを着て旅に出よう』(文春文庫)

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  2. 小山清『風の便り』(夏葉社)

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

  3. 平野レミ『私のまんまで生きてきた。』(ポプラ社)…

    今回ご紹介するのは、平野レミさんの『私のまんまで生きてきた。』(ポプラ社)で…

  4. 周りに敬意を持ちながら生きたい

    今回紹介する本は、星野道夫さんの『旅をする木』(文春文庫)です。&nbs…

  5. 上田信治『成分表』(素粒社)

    こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。読書セラピストとし…

  6. 移動こそが旅の醍醐味である

    旅が好きです。コロナ禍ではなかなか遠くに出かけることはありませんでした。…

  7. ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け』…

    読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「本を語る、人…

  8. 自分で誰かの靴を履いてみる

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

PAGE TOP