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わたしは紙の本のほうが好きです。
地下鉄等での移動の際はわざわざカバンから本を取り出すのが面倒なのでスマホで電子書籍を読むことが多いです。
最近は新しい電子書籍を買うのは漫画くらいなので、再読をしています。
今回紹介するのは、青木真也さんの『空気を読んではいけない』(幻冬舎)です。
著者の青木さんは出版当時、ONE FCの世界ライト級王者となっています。
今なお第一線で活躍されているようです。
わたし自身は格闘技に特に思い入れがなく、どうして買ったのかなと思いましたが、編集が箕輪厚介さんでした。
著者で本を買うということは多いですが、最近は編集者で本を選ぶということも多くなってきました。
その走りだったように思います。
格闘技の世界で活動していくのは大変な道です。
多くの人がアルバイトを掛け持ちしながらやっていることは素人のわたしでも知っています。
格闘技のチャンピオンになっても生活が保障されていることはありません。
その過酷な環境下で生きていくには何が必要か?
それは周りに流されずに信念を持って判断し生きていくことだと感じました。
業界の慣習を疑ってみることが大切です。
おごったり、おごられたりは本当に必要なのか?
セコンドについてもらったときのお金をなあなあにして良いのか?
他がそうしているから自分もそうするというのでなく、自分が納得した上で行動することが大切です。
その中で時として人から「空気が読めないやつ」と後ろ指をさされることもあるかと思います。
しかしそこで自分の考えを曲げて行動し、思うような結果を得ることができなかったときに結局後悔するのは自分です。
「空気を読まない」行動をするのが大事なのではなく、自分の主張に反してまで行動をする必要はないと受け取りました。
なんとなくやっている行動を疑ってみることです。
もしかしたら日々の生活の中でも毎日そうしているからそうしているという行動があるのではないかと思います。
常識や習慣を疑ってみることが大切だと感じました。
自分らしさというものはどんどん増やしていった先に見えてくるものではないと感じました。
自分に必要でないものを削ぎ落としていった結果残ったものが大切にすべき考えや物なのだと思います。