大竹昭子 随想録『スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統』(カタリココ文庫)

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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、大竹昭子 随想録『スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統』(カタリココ文庫)です。

2022年12月の東京観光の際に訪れた神保町のPASSAGEで購入をしました。

街の日常を取り続けている森山大道さんの活動の功績を軸にスナップショットと日記の関連性について書かれています。

 

森山大道さんのことは映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』で知りました。

デジカメを使い、パシャパシャとシャッターを切る姿が印象的でした。

海外でも高く評価されており、この本の表紙にもなっている「三沢の犬」が有名です。

 

わたしも写真が撮るのが好きで、クリスマスプレゼントにカメラをお願いしたこともありました。

給付金でお金が入った際にミラーレスの一眼レフを購入しました。

もっとカメラを携えて街に出て写真を撮ろうと思いました。

写真だけで表現するというよりは、このように言葉と合わせて表現をすることができたらいいなと思いました。

 

⭐️印象に残ったところ⭐️

「”現在 (いま)”という時間は、つねに過去とも未来ともひとつながりであり、今日とは昨日と明日の読点に他ならない。

写すとは、えんえんと連なるタイムトンネルの一点をゆくりなく記憶する作業というわけだ」

大竹昭子 随想録『スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統』(カタリココ文庫)(p36)

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