ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け』を読んで、物事は内側と外側の両方から眺めてみる

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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

今回は、本の紹介です。

紹介する本は、ブレイディみかこさんの『ワイルドサイドをほっつき歩け』(筑摩書房)です。

 

いわた書店の一万円選書のご縁で手にした一冊です。

著者のブレイディみかこさんの代表作といえば『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)かと思います。

こちらはまだでしたのであわせて読んでみたいと思いました。

 

英国住まいの日本人の目から英国のEU離脱で戸惑いや荒れが生じる労働階級のおっさんたちの様子が描かれています。

家族と仲直りをしようと「平和」という刺青を入れることにしたけれど漢字間違いを起こしてしまったおっさんのエピソードがおもしろかったです。

 

わたし自身、通院を続けている身なので、英国のNHS(国民保健サービス)は色々と考えさせられました。

英国といえば「ゆりかごから墓場まで」の福祉政策が印象的ですが、それを受けられるのは一部の人であり、制度上は整っていても病院で診察を受けるというのも一苦労という場合もあるとのことでした。

その国の事情はその国に住んで内側から見ないとわからないということもありそうです。

外から見たら華やかでもそれぞれの国が何かしらのお国事情を抱えているのかなと思いました。

内側からと外側からと両方の視点から物事を眺めてみることは大切ですね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日もお待ちしております。

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