「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
2021年5月31日にオンラインで開催されました致知若獅子の会に参加をしました。
人間学を学ぶ雑誌『致知』の課題文を読み、感想文を発表して美点凝視の観点でフィードバックをしあいます。
わたしの感想文をアップしますので、ご覧ください。
発表したものを一部修正をしました。
対談『誰かのために生きる時、人間の命は輝く』
人生は一度きりである。
気づいたときには始まっていて、終わるときはいつだか分からない。
そのような印象をもっている。
お二人の対談を読んで、わたしは誰かのために生きているという視点をもっているのだろうかと考えた。
プレゼントをして誰かを喜ばそうとしたことはあるが、見返りを期待せずにやっていたかと言われると素直に首肯くことができない自分がいて少し悔しい。
反対に、自分は多くの人の支えによって今こうして生きていることを感じている。
双極性障害をもっており、気分の変化の波が大きく出ることがある。
気分が高揚しすぎて周りを振り回して入院することもあった。
そのときに支えてくれたのは、発言や行動が支離滅裂であったろうにしっかりと対応してくれた家族やSNSで異変に気付いた知人であった。
そういう身近な存在がなければ今わたしは存在していなかったかもしれないと思うと感謝をしきれない。
身近な存在だけでなく、本という存在にも救われた。
会ったこともない、さらに言えば自分が生まれる前だったり遠い国だったりする方の言葉を伝えてくれる本の言葉によって救われたことは一度や二度の話ではない。
そう考えてみると、自分は対談の中で言われている「心の貯金」を使い込んでいるのかもしれない。
どういう形で返していくのがベストかは分からないが、自分は「書くこと」が好きなので、SNSやブログで発信をすることが続いている。
好きな言葉に「5年あれば、誰かにとっての世界を変えられる」というのがある。
誰かというのは見えていないところがある。
まずは、今いる身近な家族、親友、友人や仲間などといった半径5メートル圏内の人たちを幸せにすることに力を尽くして生きていきたい。