読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。
あなたは何の目的で本を読んでいるでしょうか?
明確な答えがある場合もあるでしょうし、何を言ってるんだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
本を読むときには目的を明確にする。
これはとても大切なことです。
今は資格を失ったので開催することはできませんが、リードフォーアクション読書会を開催していました。
その名の通り、行動のための読書です。
何か目的意識をもって本を読むことで本からエッセンスをぎゅっとつかみとり、それを行動に結びつけようというものです。
それを中心にやっていたときは今よりかはギラギラとしていたところがあるかもしれません。
本は読んだら何かの役に立てなければいけない。
そんな思いがどこかあったように思います。
SNSをやっているとフォロワーさんがわたしとは文字通り桁違いの方々が読書の効能や効果を伝えてくれています。
本を読めばこうなる、本を読んで上位○パーセントに入りましょう、と言ったことが書かれています。
もちろんそれはそれで正しいことなのかもしませんが、上昇思考だけで本を読むというのはなんだかもったいないような気がしているのです。
リードフォーアクションの元にあるのはフォトリーディングという速読法です。
フォトリーディングの際にも目的を明確にしましょうと言われました。
小説の場合は、「楽しむ」というのも立派な目的だと教わりました。
まさにこの「楽しむ」という姿勢が本を読んでいく上でなによりも大切なんじゃないかと感じています。
別に本なんて読まなくたって生きていけるんだけど、どうしてもあの本の先が気になって明日は早いから寝なきゃいけないんだけど夜更かししてでも読みたくて、かといって読み終わってもこれからの人生に大きな意味はもたないかもしれない、そのような「読書」こそ醍醐味なのかもしれません。
読みたい本を読みたいときに読みたいだけ。
これをわたしの読書スタンスにします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。
(eye catching photo by chiho)