5分という絶妙な紹介時間

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今回は読書会での本の紹介時間について書いていきます。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。

 

札幌ゼロ読書会では様々なタイプの読書会を主催しています。

テーマに対するインプットとアウトプットをその場で効率よく行なっていく「リードフォーアクション」 、好きな本を紹介しあってお茶会のようにお話を楽しむ「本の話をしよう」、5分間で本のプレゼンを行い、一番読みたくなった本(チャンプ本)を決める「ビブリオバトル」といった感じです。

ビブリオバトルはルールとして本の紹介時間が5分と決まっています。

「本の話をしよう」の紹介時間を5分にしたのは砂時計を買うときに手頃だった理由もあるのですが、結果としてちょうどよかったのかなという感じがしています。

 

自由に好きにお話していいですよと言われてどれくらいの時間を話すことができるでしょうか?

これは朝礼など人前で話す経験がないとなかなかやることすらむずかしいかもしれません。

読書会では本という媒介を通して自分のことだったりを語ることができます。

でもいたずらに長いと聴いている方が飽きてしまう可能性があります。

5分というのはそういう意味でもちょうどいい時間だと思っています。

自分の話を誰にも突っ込まれることなく聴いてもらえる貴重な機会だと思っていつも紹介をしています。

 

ビブリオバトルでは紹介時間は5分と決まっています。

5分しっかりです。

早くてもダメですし、過ぎてもダメです。

全員が紹介した後に投票で一番読みたくなった本を投票で選びます。

選ばれたからといって商品があるわけではありません。

でもゲーム要素を無視するのもビブリオバトルというルールの中でやる以上違うのかなと思っています。

ゲームとしてどうしたら投票されるか他者視点も盛り込むのが大切なのかなと思っています。

極論、「本の話をしよう」では「好きな本をもっと好きになる」ことを根底に行なっているので自分が語りでもいいと思っています。

でもビブリオバトルはゲームなのでどうしたら他の人に選んでもらえるかがやはり大切だと思うのです。

どんなに本の内容が素晴らしくても紹介が本の内容だけに留まってしまうと聴き手に響くものが少ないです。

かといって自分のことだけを話しても本を読みたいという興味はそそられないかもしれません。

その二つの絶妙なバランスが5分だと思っています。

 

ビブリオバトルはバトラーとしての参加だけでなく、投票だけの参加でも大丈夫です。

ぜひお待ちしております。

 

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