渡辺健介『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』(ダイヤモンド社)

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今回紹介する本は、渡辺健介氏の『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』(ダイヤモンド社)です。

 

ふたつ前のブログで同じく渡辺健介さんの『世界一やさしい問題解決の授業』(ダイヤモンド社)の感想文を書きました。

職場の研修で取り上げられたことをきっかけに手に取りました。

研修内でこちらの本については触れられていませんでしたが、姉妹本ということで合わせて読みました。

 

前作がいわゆる左脳型と呼ばれるロジカルシンキングに焦点を当てたものでした。

論理の組み立てがテーマとなっています。

課題があるときに現状とのギャップはどれくらいなのかをまずは把握するところから始まります。

選択肢や改善点がどれだけあるのか洗いだし、そのための道筋の作り方について学びました。

正しい仮説を作り、検証していくことが大切です。

ロジカルシンキングの基礎を学ぶ本として非常にわかりやすいと感じました。

 

今作は右脳型と呼ばれるクリエイティブな解決策について解説されています。

クリエイティブというとどこからか優れたアイデアが沸き起こってくる印象がありました。

実際にはそこにしっかりとした手順や考え方が存在することを学びました。

まずは、対象が何に不満や悩みといったペイン(痛み)ポイントを明らかにすることでした。

そのためには問題の根本を探り、想像し、観察し、問いを立てることでした。

そうしてまずはアイデアを広げていきます。

 

アイデアはまずは可能性を狭めずに広げて考えていくことです。

数を出すために否定をしないということはよく耳にするかと思います。

広げたら絞ることも大切です。

そのためには見える化することも有効です。

 

最後は実施をすることです。

説明するよりも実際にやってみるというのが大切です。

論より証拠ということですね。

 

前作を読んでいて、「その発想は出てくるかなぁ」と感じたところが正直ありました。

右脳型を読むことによってその部分が補完されたような感覚になりました。

右脳型と左脳型を分けて使うという意識よりも組み合わせをすることが大切だと感じました。

クリエイティブに思えることも手順をしっかりと意識すると、より効率よく発想力豊かに解決策を導けるようになるのだと感じました。

 

この2冊とも読むのにそれほど時間はかかりません。

読むのは簡単ですがすぐに身につき実践できるとは限りません。

だからこそ何度も繰り返し読むことが大切です。

考え方というのは身につけることができれば一生もののスキルになるでしょう。

早い段階で読んで実践し、活かすことができれば自分を助けてくれます。

目につくところに置いておき、折に触れて読むようにしていきます。

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