西野亮廣『夢と金』(幻冬舎)

こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、西野亮廣『夢と金』(幻冬舎)です。

キングコング西野亮廣さんの最新作ビジネス書です。

テーマは「お金」です。

日本には圧倒的にお金に関する教育が足りていないことを痛感しました。

納税の義務があることを知っていても、間接税と直接税があることを知っていても、どのようにお金を運用していけばいいのか、もっと身近なところでのお金の使い方の知識が抜け落ちていることが多々あるのではないかと感じました。

本書の内容ではありませんが、本当に老後に必要なのは2,000万円なのかという話もありますし、わたしは確定申告の仕組みを自分がする立場になるまで意識をすることはありませんでした。

自分が受けてこなかった教育に文句を言っても仕方がないのでこれからの若い世代に向けてしっかりと学んでほしい内容の一冊でした。

 

前半ではお金の知識がないことがいかに残酷な結果を引き起こすかについて書かれています。

日本は自殺率の高い国ですが、そこには生活の困窮が挙げられています。

また、犯罪の理由にも金銭の不足があります。

正しく知っておけば救えた命もあるでしょうし、犯罪者を生まずにも済んだはずです。

知らないことそのものが問題なのではなく、知ろうとしないことが問題なのだと痛感しました。

 

西野さんはあらゆることに挑戦をしてデータを取り、肌で感じたことを伝えてくれています。

その中でのお金の付き合い方や捉え方についてはとても説得性があり、参考になります。

 

顧客とファンの話がとても印象的でした。

ビジネスをやっていく上で欠かせないのはファンをつくることです。

例えば近くのコンビニがなくなったとしても代わりを探すという人は多いかと思います。

しかし、行きつけの馴染みのある店員さんがいるお店が潰れそうとなったら全力で救おうとするはずです。

顧客を集め続ける以上、価格競争から抜け出すのはむずかしいです。

ファンは商品に対して値段以上のものに価値を感じているので、そこでの勝負を避けることができます。

値段で選ぶということがなくなってきます。

そもそもどこもあらゆる評価がネットでわかる今の世の中は存在している以上一定の水準を超えているサービスと言えます。

なので、その人からそのサービスを受けたいと思ってもらえるようなファンを想像していくことが大切だと感じました。

 

夢とお金は相反関係にないと言っています。

お金が尽きれば夢もあきらめなければいけないのが現実です。

お金が原因で夢をあきらめる前にお金に対する正しい知識を学んでいく必要があることを痛感させてくれる一冊でした。

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