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序章(1月3日)
「水が出ない……」
相手の見えない戦争は突如として始まりました。
年末年始を実家と旅行で過ごすため、ちゃんと水道管が凍結しないように水を落として出て行ったのにかかわらず、水が出なかったのが1月3日の夜のことでした。
ピコピコと点滅する電極盤を操作をしても一向に水が出ない。
これは困ったとなりましたが、1日経てばもしかしたら状況は変わっているかもしれないと思い、その日は寝ました。
翌日(1月4日)
翌朝目を覚まし、顔を洗おうと思い蛇口をひねるが水が出ない。
そうだった! と思い出しました。
これじゃあトイレにも行けないなぁと思い、管理会社に連絡しようと思ったけれど、電話番号を知らない。
そういえばと思い、共用部分の張り紙があったことを思い出し連絡をする。
はっきりと「24時間対応」と書いてあったのに一向に繋がらない。
管理会社は24時間以上ある世界に住んでいるのかなぁなど思うわけはなく、「水道 出ない 札幌」で検索をして、連絡をしてみました。
話をすると
「凍結しているかもしれませんね。下の階にお住いの方はいらっしゃいますか? そうすると管理会社に連絡したほうがいいですね」
ということになり、振り出しに戻る。
ネットで調べてもサイトがあるのに、連絡先が載ってない。
かろうじて入居時にもらった資料の中に連絡先があり電話をしてみるとやっと繋がりました。
だが、しかし、
「今、同じような案件が多いので順番に対応します」
とのことでした。
水が出ない生活
ここからわたしの家では水が出ない生活が始まりました。
ウォーターサーバーはあるので飲み水には困りませんでしたが、トイレや風呂は使えません。
幸運なことにすぐ近くに職場とスーパーがあるのでなんとかギリギリの生活をしていました。
平気なようでも常に心配事項が胸にあるというのはメンタル的にも良くないようで、睡眠時間がうつ状態並みに長くなってきてしまっていました。
心配した母親が駆けつけたり、友達が心配のメッセージをくれたりとても支えになりました。
順番に対応します連絡の3日後くらいに、
「今、下の階と連絡取っています」
さらにその3日後に、
「今1階の車庫の管理会社と連絡取ってます」
と、ちょっとずつじれったく進行していくのです。
希望の光(1月10日)
読書会の運営準備をしているときに管理会社から連絡が入ってきました。
「車庫の管理している会社と連絡が取れましたので、業者が行く日を決めたいのですが」
という内容でした。
金曜日だったので、三連休を挟み、14日の夜に業者の方が来ることが決まりました。
それまでは直らないことが確定してますが、そんなことはおかまいなしに嬉しい気分になりました。
終止符が打たれた(1月14日)
そして今日、約束の時間に業者さんはやってきました。
第一声は
「水出ました?」
そして、あれこれ症状を伝えると、
「ちょっと待ってくださいね」
と部屋を出ました。
すると水道管から「シュー」という威勢のいい音が聞こえてきました。
すると洗濯機の横にある水道管の上向きについている普段使ったことがない上向きの蛇口から祝杯をあげるように水がビシャーと出てきました。(びっくりしましたが、すぐ止めました)
ということで、
2020/01/14 19:00ころ、長かった「わたしの水道凍結11日戦争」は終結しました。
「ちなみに水道管が凍った原因はなんだったんですかね?」
と尋ねると、
「水道管凍ってないですよ」
「え……」
「これ(電極盤)ですね。古くなってますからね」
そう、わたしの家の水は凍ってなかった。
今となっては管理会社に連絡した際、伝えたような気がするくらいの記憶になっている電極盤が原因だったようです。
一件落着ですが、とても貴重な体験をしました。
なのでこうしてブログを書いています。
寒冷地にお住いのあなたは水道管凍らせないように気をつけてください。
凍ったかもというときはとりあえず管理会社に連絡してみてください。
凍ってなかったのでそれくらいのアドバイスしかできません。