本の感想は無理して書かなくていい

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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回のテーマは、本の感想についてです。

先日、このようなツイートをしました。

10年くらい前のわたしはずっと本は読んだら読みっぱなしでした。

読書メーターを使い始めてから読んだ本の登録等は行っていましたが、特に感想等を残したりはしていませんでした。

藤井孝一さんの『読書は「アウトプット」が99%』を読んでアウトプットの重要性を学び、感想を書くということを始めました。

見当違いの意見を発してバッシングとかされるんじゃないかとびくびくしていましたが、そのようなことはなく温かく受け入れてもらえるような気がしました。

感想を書くことを意識して読むようになってから本に対する吸収率みたいなものがぐんとあがったように感じます。

感想を書くためには読んだ後に振り返りやすくする必要があります。

それまでは「本は綺麗に読む」ものでしたが、折り目をつけたり書き込みをしたりして振り返りやすくすることを重視するようになりました。

こうすることでアウトプットが自然とやりやすくなってきました。

 

ひとつ気をつけていることとしては無理してアウトプットをしないということです。

学生時代の読書感想文のイヤな記憶が残っている方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

「思ったことを感じたままに書きましょう」と言われながら、そう書いたら評価をされず、もしくは筆が進まない経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

何を書いていいかわからないときはまずは「一言」からスタートするのがおすすめです。

そしてそこから小さな質問を積み重ねて広げていくことです。

たとえば、「おもしろかった」ならどこが?  とツッコミを入れてみます。

セリフが良かったのか、ストーリーが良かったのかをネタはごろごろと転がっています。

 

わたしが読んでいて面白いのは要約ではなく感想です。

その人の視点で切り取る部分では何方も同じなのですが、要約はその人の意見ではないようで偏見で本が切り取られてあたかもそれを観れば十分なように思えてしまいます。

一方で感想は、その人が何を感じどうしようかという軌跡なので人間味があっていいなと思います。

 

あまり感想が浮かばなかったら本との相性もあるかもしれません。

まずは、楽しんで読みましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい一日をお過ごしください。

(eye catching photo by chiho)

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