2021年11月に読んだ本

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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

2021年11月に読んだ本をまとめました。

通し番号は今年に入ってからの通算です。

感想のベースはTwitterやInstagramで書いたものがメインです。

2021年11月に読んだ本

146.ニール・シャスタマン『僕には世界がふたつある』(集英社)2,420円

学校で周りとうまく馴染めない生活と、船の乗組員として海淵を目指す物語が並行して進んでいきます。

精神疾患の妄想にはリアリティを感じます。妙な現実感を覚えました。

そういう世界の理解の一助にもなりそうです。

(2021/11/01 読了)

147.『BRUTUS ほぼ日と作った、吉本隆明特集』(マガジンハウス)780円

お借りして読みました。

糸井重里さんとの対談が特に印象的でした。

良い答えというのは良い問いから生まれます。

自問自答ができるのもひとつの力なのかなと思いました。

(2021/11/04 読了)

148.成毛眞『本は10冊同時に読め!』(知的生きかた文庫)586円

辛口な読書論です。

スパッとした切り口なので意見は分かれるところかもしれません。

本を読めるのに読まなかったり、読めない環境をつくってしまうことがもったいないと感じました。

「超」並列読書はその解決策のひとつになりそうです。

(2021/11/04 読了)

149.鴨頭嘉人『成功したければ本を読め!』(サンクチュアリ出版)0円

YouTube講演家の鴨頭さんの一冊です。電子書籍で無料でサクッと読むことができます。

ネットの情報は玉石混交なので正しい良い情報をつかむことが大切です。

その目を養うのにはやはり読書が良いということがわかりました。

(2021/11/04 読了)

150.凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社)1,650円

事実と真実には大きな隔たりがあります。聞いたことや知ったことが全てとは限りません。

誰かを大切に思う気持ちを「愛」の一文字で片付けてしまうのはなんだか淋しく思えてきました。

(2021/11/04 読了)

151.すきさん『ゆるませ養生~“何だかしんどい”を楽にする「自分を大事にする作法」』(大和書房)1,540円

わたしもきっと休み方が上手ではないのかなと思っています。

自分自身をしっかりと労わり休ませることの大事さを再認識しました。

いい意味で「適当」に過ごしていきます。

(2021/11/05 読了)

152.齋藤孝『読書する人だけがたどり着ける場所』(SB新書)880円

読友さんの紹介で読みました。

読書をすると教養の幅と深さが増すということを齋藤先生自身がまさしく体現している感じがします。

読書離れを危惧しつつ、メリットや本の楽しみ方を丁寧に解説されています。

(2021/11/05 読了)

153.竹村俊介『書くのがしんどい』(PHP)1,650円

SNS時代の文章術について書かれています。

大切なことは「伝える」ことです。

フォロワーさんをむやみに増やそうとするよりも良い情報をしっかりと伝えていこうというマインド面も学ぶことができてよかったです。

(2021/11/08 読了)

154.けらえいこ『あたしンち SUPER 第1巻』990円

令和の時代にあたしンちが帰ってきました。

コロナ禍を反映した作品もありました。

変わらぬタチバナ家とその周りの人たちの様子を久しぶりに垣間見る感じがしておもしろかったです。

みかんの前でしかいいことを言えないしみちゃんがお気に入りです。

(2021/11/08 読了)

155.谷村志穂『りん語録』(集英社)1,650円

りんごをこよなく愛する谷村志穂さんのりんご紀行です。

産地をめぐったり、小説に出てくるりんごを想いを馳せたりしています。

読めばりんごを食べたくなること間違いなしの一冊です。

(2021/11/11 読了)

156.松浦弥太郎『僕が考える投資について』(祥伝社)1,540円

金融投資は投資の一部でしかありません。

これからの未来について行動をすることが投資です。

ということを考えると最大の投資先は自分自身でありたいです。

「職業 自分」というところまで高めていくことができればこわいものなしですね。

(2021/11/14 読了)

157.南中さくら『みんなの双極症』(合同出版)2,200円

双極症の当事者としてとても参考になりました。

さくら先生が精神科医の立場でありながら患者ということもあり、双方の視点から書かれているのもよかったです。

患者本人はもちろん身近にいる方に手に取ってもらいたい一冊です。

気分の点数の付け方をこの本を参考に変えてみようと思います。

(2021/11/14 読了)

158.印南敦史『遅読家のための読書術』(PHP文庫814円

多くの書評を手掛ける印南さんの読書術です。

ストックするのではなく、流れるように読む「フロー・リーディング」を薦めています。

わたしの本の読み方に通ずるところがありました。

本のある生活のほうが、ない生活より良いものになりそうです。

(2021/11/15 読了)

159.村上春樹『TVピープル』(文春文庫)638円

テレビを運ぶ謎の男たちである「TVピープル」。

それが自分だけしか知らない世の中の不思議な真理だったらどうでしょうか?

自分しか知らないので他の人に話しても通じないです。

誰にも共有できない秘密のようなものに出合ったらどうするのだろうと考えました。

(2021/11/17 読了)

160.宮葉子『こころのごはん』(いのちのことば社フォレストブックス)1,100円

頂いた本です。

特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、教典というものは根底が共通しているのかなと思います。

キリスト教の教えをわかりやすく触れることができました。

(2021/11/18 読了)

161.ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け』(筑摩書房)1,435円

いわた書店の一万円選書のご縁で手に取りました。

EU離脱で揺れ動く英国の労働者階級のおっさんたちを中心に描いたエッセイです。

お国事情というのは内側から見ないとわからないことも多いのだと感じました。

(2021/11/20 読了)

162.『BRUTUS 2015 1/1・15合併号』780円

バックナンバーをお借りして読みました。

読書を楽しむ人の数だけ本の楽しみ方があるのだと感じました。

参考にしながら自分なりの読書の楽しみ方を追求していきます。

(2021/11/21 読了)

163.原田マハ『生きるぼくら』(徳間文庫)759円

いわた書店の一万円選書のご縁で手にすることが出来ました。

引きこもりだった青年が米作りを通して成長していく物語です。

誰でもひとりでは生きていくことはできないし、自然の恵みがなければ食べていくこともできません。

人同士はもちろんのこと、自然や生き物とも支え合って生きていることを忘れずに大切にしたいです。

(2021/11/23 読了)

164.斎藤環⇄坂口恭平『いのっちの手紙』(中央公論新社)1,540円

精神科医の斎藤環さんの視点から坂口恭平さんの活動について質問とその回答の往復書簡です。

鬱は「心のエネルギーの枯渇」ではなく、エネルギーの使いどころを間違い始めた時に作動するアラームのようなもの、というのが印象的でした。

(2021/11/26 読了)

165.石井ゆかり『星栞 2022年の星占い 魚座』(幻冬舎コミックス)693円

以前は全くと言っていいほど星占いを信じていなかったのですが、星をゆるく取り入れてみると生きやすくなった感があります。

大きなものを身を委ねる感覚で取り入れてみるのもおすすめです。

(2021/11/29 読了)

166.櫻井とりお『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)1,320円

いわた書店の一万円選書のご縁で手にしました。

たとえ学校に行けなくても、どこかに居場所があればそれで良いと思いました。

そのためにときにかばってくれるように支えてくれる人がいることも大切ですね。

素敵なお話でした。

(2021/11/29 読了)

167.市原真『ヤンデル先生のようこそ! 病理医の日常へ』(清流出版)1,650円

北海道新聞に書評が載っていたのをきっかけに購入しました。

「できること」を突き詰めていった先に自分にしかできないことがあり、それが誰かを助ける仕事になればいいのだと勇気づけられる感じがありました。

(2021/11/29 読了)

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